往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。





つんどくらぶ 第9回のご報告

つんどくらぶ9

今日は、2/16に開催したつんどくらぶ 第9回のご報告記事を。

 

この読書会「つんどくらぶ」の名付け親はにんげん図書館館長の山本茜さんです。

ときおり「積ん読くらぶ(つんどくくらぶ)」と言われる方があるんですが、
もともと、積ん読本を愛する人の集まり(狎僂麁LOVE瓠砲らおもいついたそうなので、
「く」はひとつだけなんですね〜

 

ちなみに、過去8回お題本としてとりあげたつんどく本は以下の通りです。
 

第1回 平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』
第2回 平井雷太&山下剛『教えない教育、治さない医療
第3回 内田樹『先生はえらい』
第4回 小野美由紀『傷口から人生。メンヘラが就活に失敗したら生きるのが面白くなった』
第5回 阿部謹也『自分のなかに歴史をよむ』
第6回 泉谷閑示『「普通がいい」という病 自分を』
第7回 橋本治『「わからない」という方法』
第8回 吉本隆明『ひとり 15歳の寺子屋』


このblogには過去の回についてご報告の記事を書いています。
・・・といっても全部の回についてでなく、
とくに去年は自宅のリフォームと東員教室の片付けでてんやわんや状態で、
blogの毎日更新も6月下旬で止まってしまい、
6〜8回の報告記事は書けず仕舞いでした。(>_<)


内容といっても、参加された皆さんの感想文を
並べてご紹介しているだけなんですが・・(^^;)
 

つんどくらぶ第1回を終えて



いままでのつんどくらぶでは、参加人数が少ない回もありましたが、
最近では
第8回、第9回ともに8名の定員が事前に満席となっていて、
地味な集まりで、さほど積極的に宣伝もしていないんですが、
ほんとうに有り難いことです。<(_ _)><(_ _)>

また、こうした集まりは常連メンバーばかりになって
参加者が固定化しがちな傾向はあるのですが、
毎回初めてされる方がある状態で続けられていることも嬉しいことです。


 
2013年秋にわたしは犧欧涼植民地化瓩箸いΕ董璽泙箸両弖眦な出会いをして、
青灯社から出版されている叢書・魂の脱植民地化シリーズ
安冨さんの著書を続けざまに読んでいたんですが、
『生きるための論語』は、その年に読んだ本ベスト1にランクしたものです。

会の冒頭、なぜ安冨さんの本なのか、今回のお題本を採りあげた経緯について
わたしの方からすこし長めの前口上を。

 
お題本の第8章で犧欧涼植民地化瓩箸いΕ董璽泙砲弔い匿┐譴蕕譴討い襪發里
記述が簡潔すぎて若干解りにくいように感じたので
補足資料として、東京大学東洋文化研究所のwebsiteにアップされている
安冨歩さんへのインタビュー記事をプリントして配布しました。

 
このインタビュー記事は
とても重要な指摘がいくつもなされていて、
ぜひとも読んで頂きたいものです。


また、なぜ安冨さんの数ある著書の中から、なぜ論語なのか・・・
孔子の思想が犧欧涼植民地化瓩箸いΩΦ罐董璽泙
どのような影響を及ぼしたかについての参考資料として、
『合理的な神秘主義 生きるための思想史』(青灯社
から
孔子の章にある次のチャート図を拝借して紹介しました。


 
わたし自身、高校時代に漢文で学んだ論語は、
古くさい教条主義や道徳倫理を振り回している感じがして
まったく好きにはなれなかったのですが、
安冨さんの自由な解釈に触れたおかげで
目からウロコがたくさん落ちただけでなく、
老子荘子と同じぐらい、いやそれ以上に
大事な思想家だと認識するに至ったからです。

孔子のフローチャート


今回、皆さんで音読した箇所は、
北京大学教授・橋本秀美さんから寄せられた序文と、
第1章 学而時習之ーー学習とは の全文です。
それを2回に分けて読み、4人ずつ2グループに分かれて意見交換し、
全員でシェアするといういつものスタイルで進行しました。
次の写真は意見交換の場面です。


 
2017-02-16 21.12.09.jpg

2017-02-16 21.12.17.jpg

2017-02-16 20.22.58.jpg

2017-02-16 20.24.21.jpg

今回のお題本は、
そもそも「学習する」とはどういうことなのか?
「学」と「習」はどう違うのか?・・・・

そういう本質的な問いを発しながらも
すこしずつ読み解くにつれ、
この小さな一冊がとてつもなく過激な本であることが
じんわりと伝わっていったようです。

また、このつんどくらぶでは、
ひとつの正解にたどり着くことを目的としておらず、
それぞれの解釈や考えを出し合って
意見交換すること自体が大事だと考えているのですが、
そうした機会は日常なかなかありません。
わたしにとっても貴重な時間となりました。

ご参加ありがとうございました。<(_ _)>

以下は参加された皆さんの感想文です。

 

・『論語』をまともに読むのはたぶん高校のとき以来のことです。中身のない、ただの権威ばかりある本(あるのだろうが自分には縁のない)だというんが、わたしが論語に持っていた印象でした。が、これが覆されました。安冨氏のかみくだいた、腹落ちする解釈にふれて、これは自分にとても関係することを言っているのだと感じられました。まだ初めの部分しか読んでいないので、そのような予感を持ったということです。人と一緒によむことで、まったく違う読書体験となりました。


・問うことの大切さ、そしてその問いを思いっきり考える、実証してみることの大切さを学びました。これからは問いを声に出せたらいいなと思います。学ぶことは楽しい。まずは自分が楽しむ、そしてそれは押しつけない。いい読書会でした。楽しかったー♡


・今回は自分が感じたことをきいてもらい、相手の感じたことをききながら、理解を深めるという体験が強かったのは初めてです。今までも会話が楽しかったし派生する話もおもしろかったけど、気づきあうことを実感するのは貴重ですね。


・「無知の知」ではありませんが、己が何を知り、何を表現してきたのかを問う、良い機会となりました。「学ぶ」だけではなく「習い」そして考える、問うことの大切さを改めて感じました。それが爐茲蹐海个靴い海鉢瓩箸覆譴襪茲Υ蠅い泙后


・自分一人では絶対に手にとらなかったたぐいの本。「全然わかんない〜」となげだして、今日のような学びを得られなかったかもしれません。つんどくらぶ爐蕕岫瓩任后3Г気鵑箸力辰傾腓い鬚弔Δ犬董∋廚辰燭海塙佑┐燭海箸魘νすることの重要さにあらためて気づくことができました。


・『生きるための論語』を読み進める中で、今までにないほどスピードが上がらなかった。難しい言葉が山のように使われていたからだ。一つ一つ意味を調べては読むということを行っていた。会の中で本を読むところはすごい緊張感だった。感じが読めなかったらどうしようというセンザイ意識がかなり刷り込まれている自分に気づいた。でも読んでみれば、誰もそこを気にはしていない。気づかないうちに自分の中に作ったハードルで学びの機会を失うのは悲しいことだ。これは子どもたちにも言えることだ。学びの機会を失わないような安心感のある場を作ることができる犒子瓩砲覆蠅燭ぁ笑  「魂の植民地化」からの脱却→「勉弱」なのかな?と思う。人が読んでいる音をききながら、自分でも黙読すると入ってくる。つんどくらぶが終わった今、読み進める自分がいるのが楽しみだ。


・あらあら、論語って「学習に基づいた社会秩序」という思想なんだって?。確かにそのように感じるところもあるな〜って思いました。


・小さい頃から学校や塾へ行き、勉強をして、社会人になってからも仕事のものや仕事のために勉強している。ただその中でそもそも「学習とは何か?」という問いを持ったり、検証したりすることはなかったと気づいた。普段自分がしていることや当たり前としていること、良いこととしていることに対して、自ら問いを投げかけ、自分にとっての答えを出していくのも楽しいかなと思った。



170216第9回意見交換メモ01.jpg

170216第9回意見交換メモ02.jpg

170216第9回意見交換メモ04.jpg

170216第9回意見交換メモ06.jpg

170216第9回意見交換メモ07.jpg

170216第9回意見交換メモ03.jpg

ご参加ありがとうございました。<(_ _)>



さてさて次回4/20(木)19:30〜第10回つんどくらぶのお題本は、
野口晴哉『風邪の効用』(ちくま文庫)です。

また、これまでつんどくらぶは偶数月の平日夜に隔月開催でやってしたが、
平成29年度から平日夜の部は3ヶ月に1回(4月,7月,10月、1月)とし、
その他に休日の昼間開催が加わります。
また、「平日昼間に開催してほしい」という声も頂いており、
ただいま検討&調整中です。
つんどくらぶの今後の展開にご期待くださいね〜 (^o^)/
posted by Akinosuke Inoue 17:46comments(0)trackbacks(0)pookmark





第5回つんどくらぶをふりかえって

今日は19:30から、昨年10月からスタートした、本を読んでなくても参加できる読書会「つんどくらぶ」第5回があり、5名の方が参加くださいました。

こうした会はメンバーが固定しがちですが、先回も今回も初めての方の参加があったのはうれしくおもいました。

 

つんどくらぶは、にんげん図書館と寺子屋塾の共催イベントで、お題本はにんげん図書館の館長であり寺子屋塾生でもある山本茜さんと相談して決めているんですが、これまで4回のお題本は以下の通りです。

 

第1回 平田オリザ『わかり合あえないことから』

第2回 平井雷太&山下剛『教えない教育、治さない医療』

第3回 内田樹『先生はえらい』

第4回 小野美由紀『傷口から人生。メンヘラが就活に失敗したら生きるのが面白くなった』

 

 

今回のお題本、阿部謹也『自分のなかに歴史を読む』は、四年ほどまえに茜さんから教えてもらって読んでわたしの愛読書となり、塾生など若い人たちに積極的に薦めている1冊。

 

いつものように予めセレクトしておいた、お題本のハイライトとおもえる箇所を3箇所ほど声に出して皆さんで読み、感想をシェアしました。

皆さんが終了時に書いて下さった感想文をご紹介することで報告に代えます。


●もやもやとしています。。。1度読むだけでは足りない、何度かじっくり読みたい、と思える本に出会いました。考えること、感じること、積み重ねの中で「今」の自分ができること、未来を感じることで、「今」の自分ができること。過去、未来の中にある今、という感覚が、今まで「今」を点としてとらえていたので、新しい感覚でした。「それをやらないと生きられないテーマ」という言葉から、もっともっと気づけることがありそうです。



●「わかる」ということから自分の変化につなげて考えたのは、はじめてだった。何かまた自分を見つめ直すことができたと思う。「今」を考えるってどういうことか、わからなかったが、過去と未来と今がつながっている・・・簡単に切り離せないと感じていたことが、言葉にできるようになって、またひとつ分かった気がした。



●つんどくらぶは全部本を読まなくてもいいので、参加するハードルが低く、少人数で深く語り合って、とても濃い時間を過ごしました。一人だと考えが偏ってしまいますが、みんなと対話することによって、共感したり、こんな考えがあるのだなぁとアタマがほぐれます。今回の『自分のなかに歴史をよむ』は読めば読むほど、すごい発見がある深い本で、とても楽しい読書会でした。まだ70ページしか読んでなかったのですが、つんどくらぶは安心して参加でき、これからまだ読んでいないページを読むのが楽しみです。



●今回は2回目の参加で一通りテーマ本を読んで来ました。結構難解な内容のため、忘れてしまった部分もありましたが、皆で共有した部分については、理解が深まったような気がしました。



●今回はばっちり読んで、付箋まで貼って読みましたが、読めば読むほど考えさせられてしまう1冊でした。過去と現在、そして未来。だれにとっても同じ言葉でも一つとして同じものはない。皆さんの意見も考え深く聞かせて頂きました。また機会を見て読み返してみたいと思います。
ただ、私の悪いクセで、今回もしゃべりすぎてしまいました。その点は申し訳けございません。次回もまた参加できれば良いと思います。ありがとうございました。

 

2016-06-16 21.53.00.jpg

2016-06-16 21.53.23.jpg

2016-06-16 21.53.38.jpg

2016-06-16 21.53.48.jpg

2016-06-16 21.54.06.jpg

2016-06-16 21.54.18.jpg

つんどくらぶは当面偶数月の第3木曜に定期開催していきますので、第6回は8/18(木)19:30〜21:30です。
定員8名と少ないので早めにお申し込み下さい。(^^)/
posted by Akinosuke Inoue 23:41comments(0)trackbacks(0)pookmark





さをり織りのウエスト・ポシェット

さをりのウェストポシェット
いま使っているウェスト・ポシェットに穴があいてほころびかけてきているので、妻が新しいのを買って来てくれました。

わたしが愛用しているウェスト・ポシェットは、寺子屋塾の東員教室がある東員町の社会福祉施設・TOINいずみ作業所でつくられているものなんですが、城みさをさんが始められた爐気鬚蠖イ雖瓩箸いΝ犇気┐覆たイ衒瓩任弔られたもので、ひとつとして同じものがありません。

いま使っているのは、黄色やオレンジなどの暖色系のものなんですが、この新しいポシェットは紺色のシックな感じですね。

穴があくのは、わたしがついいろいろ物を入れすぎてしまうからで、いつも妻から叱られているんですが。(^_^;)

最初に使い始めてからかれこれ10年ほどになるんですが、2〜3年で穴をあけてしまうので、これがたぶん5代目ぐらいです。

時折、「それってさをり織りですよね?」と言って下さる方はありますが、さをり織りがどういう織り方なのか詳しく知ってる方とお目に掛かることはあまりありません。
 
こちらのページにある城さんの文章などをご覧いただければ、さをり織りの作品に一つとして同じ物がない理由や、フィールドは異なっても寺子屋塾で実践していることと共通するものを感じていただけるのではないかと。


以下の文章は、SAORI織りのwebsiteにも紹介されている城みさをさんの講演をまとめた小冊子『こころの恋人爐気鬚雖瓠戮ら引用です。

近年、電子顕微鏡の発明によって人間の脳の組織が解明されたと解剖学者、養老孟司教授が『NHK人間大学』で発表されました。

すべての人間はDNAに組み込まれて、感性をもって生まれてくる。それは刺激によって増殖し自発性によってさらに成長する。しかも老いても衰えないという。

これをテレビの前で聞いた瞬間、私は跳び上がって喜びました。じっとしておれなくてひとりでに躍っていました。アルキメデス程ではないにしても。 よし、いいことを聞いた。これで安心して自分の思いを貫くことができる、と。

私は今から約45年前の35歳の頃、そのことを体験を通して知りました。
「生け花」の指導の中で…。彼女等は教える前から一人一人それなりの感性を持っているじゃないか。
教えることはむしろ罪悪だ。自分のコピーを作る行為だ、やってはならないことではないか、えらいものを見つけた、世の中どうかしているぞ…。
それが私の信念となって、深く心の中に住みついてしまったのであります。
けれどそれは突然見えたものではありません。
25歳の頃、目から鱗の落ちることに出くわしたのが始まりでした。
習った「生け花」は型を習ったに過ぎない、自然の美を活けるものではなかったと知ったことです。
そこから室町時代の世阿弥の頃の「原点」に戻ろうと、自分の中での格闘が始まりました。
そこで至った結論は「教えるのじゃない、引き出すのだ」ということでした。
余りの楽しさに我を忘れて取り組みましたが、多忙の余り遂に3年半で病を得て断念、それ以来17年間の専業主婦生活を…。
その後、3人の息子の独立を見て「第三の人生」とばかりに手織りを始めました。
ところが、趣味のつもりの手織りの中に再び同じものを見たのです。 深く埋めたはずの胸の火が再燃しました。
世の中これで良いものか、根本的な間違いを、黙って見ていることはできなかったのです。
そこに気付いて下さいよ、と一般女性に呼びかけました。

その時開いた「わたしの手織り」と題した講習会には、定員の10倍の申込みがあったのには驚きました。
講演では「見本通り」「先生の真似」の中からは、「自分」が見つかりっこないことを強調しました。
私はすでに「人々の中から引き出す・おびきだす」というテクニックを身につけていました。
それを織りに用いたのです。
その気にさせておびきだすという方法は、ものの見事に的中しました。
「自分の中にこんな能力があったとは!」と目を輝かせる人々が次々と現れました。
DNAの中の感性は、刺激によって増殖し、自発性によってさらに成長するという法則の通りのことを目の前で見ました。

「教わって知ったことよりも自ら発見したことの方が数倍も嬉しい」ことを一人一人が体験しました。
「人は感動することによって動く」、それはひとりでにエスカレートしていく…。
このようにして私の知らないところで、人々は勝手に自分を育てていました。 これ程凄いことってありますか?
くどいようですがもう一度繰り返します。
先天的感性を後天的知性と一緒くたにして習うもの、と思っていなかったかどうか。
その根本を踏まえた上で、刺激により、自発性により、さらに成長することを知っていたかどうか。

答えは自分が持っている、寄せ集めの知識に頼るものではない、ことに気付いたかどうか。
ここにきて、自分が自分を育てることの認識を持ちたいものです。
すでに内包されているもの、純粋の自分なのです。
刺激と自発性が人を育てる、その助けをすればよい、それを助ける仕事をするだけでよいのです。

私が手を下さないで、多くのすばらしい人々を見つけ得たのには、もう一つの要素がありました。
私が上手な織り手ではなかったこと。
つまり誰の作品を見ても、凄い凄いと思ったこと、自分よりはうまいと思えたこと、これがキーポイントでありました。
これが「さをり」の指導者としては、ふさわしかったと思います。
逆説のようですがそうではありません。
私の思いが即、相手に伝わる。
「アレッ私は考えずに織ったのに、苦労していないのに、何故?何故?何故いいの?」

「それは貴方のそのままが表現されているからです。下手な思惑やこだわりが出ていないからなのです。これが貴方なのに」「ヘエッ、そんなものなのか」と目を白黒する。
相手は自信を持つ、これでいいのだ…と。そこからの出発なのです。
案外、自分のことは見えないもの、鏡がなければ見えないもの。
その鏡になる、正しい鏡になること、それが「さをり」の指導者のキーポイントであります。
それには、美しいものを見る目だけあればよいのです。
技術は要らないのです。
だから、私は上手い織り手でなくて良かったのです。
posted by Akinosuke Inoue 22:56comments(0)trackbacks(0)pookmark





産休・育休中のにんげん図書館についてのお知らせ

寺子屋塾の塾生で中村教室をシェアしている山本茜さん(にんげん図書館主宰)が5月末に出産を控え4月から産休に入っているんですが、産休・育休中のにんげん図書館の活動についてのアナウンスがありました。

わたしも彼女が産休中、寺子屋塾との共催イベントとして隔月開催しているつんどくらぶや、ここたね文庫の運営に関わるので以下に転載します。
 


♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

 

私ごとではありますが、にんげん図書館長山本茜が、4月から産休をいただいています。

にんげん図書館は一人館長・一人事務局体制で運営しているため、再びイベントを継続的にスタートする時期は未定ですが、冬ごろになると思います。
 
その間は、企画のホスト役をお願いできる方に場の運営を担っていただき、細々と続けていく予定です。
イベントのお知らせはにんげん図書館のフェイスブックで行っていきますので、ご確認ください。
 
その他、お問い合わせ等は、にんげん図書館山本茜まで、ご連絡ください。
 

ーーー継続するイベント・企画ーーーーーーーーーーーーーーー

 

⚫︎つんどくらぶ
 日時:隔月に1度の第3木曜日)夜19:30〜
 寺子屋塾井上淳之典さんが実施
 寺子屋塾中村教室のfacebookページ:
https://www.facebook.com/terakoyajuku.nakamura/
 場所:地域資源長屋なかむら3階 寺子屋塾中村教室

さいさいライブラリー
 日時:3ヶ月に1度の土曜日10:00〜12:00実施
    次回は、7月ごろに「ビール」をテーマに予定
 場所:カフェ&カレー さいさい
 さいさいHP:
http://www.ninjinclub.co.jp/saisai/

ここたね文庫
 寺子屋塾中村教室に設置している、会費制交換本棚です。
 6ヶ月(4月〜9月)で3000円で本の放出・もらうのが
 自由にできる本棚です。
 こちら、詳細を後日アップします。

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
posted by Akinosuke Inoue 23:34comments(0)trackbacks(0)pookmark





第3回つんどくらぶのご報告

2/18(木) 19:30〜21:30に第3回つんどくらぶ

中村教室にて行った第3回つんどくらぶのご報告です。

今回のお題本は、内田樹さんの『先生はえらい』で8名の方が参加して下さいました。

過去の2回では、お題本から3箇所ほど抜き出して音読しシェアするやり方をしてきたんですが、この本は、1冊すべての内容が微妙に絡み合いながら構成されているというか、いろんなエピソードが次々に出て来て話がどんどん脱線していきます。


同じやり方で、まったく読まれていないでも、この本の魅力を感じて頂けるか、ちょっと心配なところもあったんですが、 まったくの杞憂でした。


この本の中にも書かれているように、ひとりで読むだけでは自己流の解釈にとどまりがちで、複数の人とシェアすることで気づきも多面的になります。

今回はワールドカフェ方式というか、4人ずつに分かれてシェアする中でやりとりされた言葉をテーブル状に置かれた模造紙にカラーマーカーでリアルタイムに書きとめていくやり方をとったんですが、なかなかに興味深いやりとりでした。

つんどくらぶは偶数月の第3木曜夜に開催していますので、次回は4/21(木)19:00〜の予定です。

課題本は決まり次第おしらせいたします。

終了後に書いて下さった皆さんの感想文は以下の通りです。


 ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 

●小説しか読んだことがなかったので、参加することがチャレンジでした。でも、おもしろかった。文の進め方も読みやすかったです。始まる前はボク、意見でないかも…とおもったけど、かなり実体験と重なる話が出て来たのは楽しかった。いつもは読まない本を読み、なかなか日常できない会話が楽しめるので、できればこれからも参加したいです。

●エラい先生って、生徒の幻影なのでしょうか?

●初めて参加しましたが、一昨の本をめぐって、気づいたことや分からないことなど、みんなで語り合って楽しい時間でした。ふつう、読書の会というのは、読み込んでから参加するものですが、事前に読まなくても参加できると聞いたので、ハードルが高くなく安心して参加できます。『先生はえらい』をパラパラ眺めただけで予備知識はほとんどなかったのですが、それがかえって真っ白な気持ちで参加できよかったようです。「先生とは何か?」とか「コミュニケーションとは何か?」とかいろいろ深く語りあえて、面白かったです。

●今回は遅刻することなく来れて良かったです…。『先生はえらい』は、4,5年前に読んだことがあったのですが、すっかり内容は忘れていました。けれど、読みはじめると、なんとなく思い出しました。当時は気にもならなかった所が気になるのは、受信者である私の成長(?)があるのでしょう。送信(者)物の本はまったく変わらないはずなので…。面白い発見でした。皆さまの話を聞き、『先生はえらい』と感じる度合いってかなり異なるのだなとおもいました。私自身、高校時代の受験時の現代文の文章で、内田樹に出会って以来、大学の学部選びにも影響を与えられ…と思い返すと、私にとっては内田樹が「先生」なのか?と最後に思った。

●書かれていることが難しかったので、皆さんの話を聞く一方でしたが、皆さんの実体験はとても面白かったです。ここでしか聞けない貴重な話を聞けて良かったと思いました。機会があればまた参加したいと思いました。

●今回『先生はえらい』を参加者の皆さんと読み、意見を交換する中で、学ぶ側の主体性、能動性が大切であると思いました。学ぶ者の学ぶ意欲、一つの事象から学びとる力、自分の本当に学びたいテーマがあるのか、そうしたコトが大切であり、そうした力にアプローチし、学習者が主体的に取り組むこと、気づくことが可能となる環境づくりが先生の仕事であると思いました。
そして、生徒と先生とは、唯一無二性の関係と本の中で出てきたように、知識だけではなく、お互いの心や人生でつながったかけがえのない関係であり、命というテーマにもつながる素敵な関係だと思いました。

●「学ぶ」ということに本質が分かったような気がしました。そこで「じゃあ教える側はどうしたら良いのか」という新たなギモンが。多様な先生、多様な教え方が社会には必要なのかなと思いました。

●内田樹さんの本は、今回の『先生はえらい』が初めてでしたので、読んでいて書き方も内容もとても新鮮でした。先生運の話では、自分自身が先生運がないと思っていたけれど、この本を読んで、小中高で先生(師)と出会えなかったのは、自分の中に原因があったのだなと思いました。(学びの主体性に関して)
インタビューゲームの経験から、2人のコミュニケーションから聞く側、話す側の準備、想像の枠を超えて生まれるということがとても分かりやすく書かれていて、経験と重なり合った部分が多かった。学びは学ぶ側、聞く側からはじまるということを改めて大切にしたいと思った。今日のような、みんなで話し合いながら、どこへ行くわけでなく、みんなから出てきたもので、それぞれが学んでいくことが面白いです。


posted by Akinosuke Inoue 23:48comments(0)trackbacks(0)pookmark





第2回つんどくらぶのご報告

つんどくらぶ第2回

本を読んでいなくても参加できる読書会「つんどくらぶ」(積ん読LOVE・笑)第2回を12/17(木) 19:00〜21:00 にんげん図書館寺子屋塾分館(寺子屋塾 中村教室)にて行いました。

今回のお題本である講演録『教えない教育、治さない医療』を採り上げた経緯などについては、こちらの記事で書きましたので、お読みでない方はご覧下さい。

事前に申し込まれて来られなかった方が1名ありましたが、7名の方が集まって下さいました。

第1回のときと同じように、お題本から3箇所ほどをピックアップして、その箇所を音読し、2グループに分かれて感想を交換し、全員でシェアしあうというやり方ですすめました。

わたしは全体の進行役を務めたため、意見交換にガッツリ入ることは叶わなかったんですが、一人ひとり感じ方や視点が違いますから、このような場で双方に意見を交換することで、見方がより立体的になりますね。

自分一人だけで本を読んでいると、どうしても解釈が独りよがりになりがちなので。

主催というか共催者であるにんげん図書館・山本茜さんが体調不良で当日来られなかったのが残念でしたが、開始前や終了後にはおいで下さった方同士の交流も進み、有意義な集まりとなったようです。

読書会自体が終了したのは21:20頃でしたが、最後まで教室で話しておられた方をお見送りしたのが22:30頃でしたので。

次回は2/18(木)19:00〜21:00に中村教室で開催を予定しており、お題本は内田樹著『先生はえらい』(ちくまプリマ―新書)に決まりました。

以下は参加された方が終了時に書いて下さった感想文です。

ご参加ありがとうございました。<(_ _)>


●今日の読書会により、山下医師、平井先生の提唱していること、実践していることの根底と、参加者の方と協力して理解し深めていけたと思います。現在のシステムの問題や矛盾にも気づかされました。現在のシステムは、効率が良いようで、本当の意味での生産性に乏しいものであると思いました。問題を生み、対処療法をする繰り返しており、なおかつ人の苦が残り続けていると思いました。
本当に大切で価値があるのは、いかに人が育つかであり、人や本来持っている生命力を大切にするかであると思います。そこでの適切な人との関わり、関係性とは何か? そうした意識と実行が大切であると思いました。
今回の読書会で、犇気┐覆ざ軌薛甅犲さない医療瓩寮こΑ△修海之亳海垢覲悗咾鮖臆端圓粒Г気鵑搬慮海任た気がします。

●「できないこと」に対して悩むことが日々沢山ありますが、その悩むくるしさが自分を成長させている原動力になっているのかなと思いました。病気ふくめくるしさを感じるときは、自分の過去を振り返ってみろというメッセージと捉えて、また人生のパートナーとして生きていきたいと思いました。


●とても有意義な時間を有り難うございました。最近、医療(食、漢方など)に関して、また健康みたいな領域の学びに非常に興味があり、本日は参加させて戴きました。とにかく、この「教えない教育、治さない医療」は何回も読みたいと思います。
自分で決めること、受け入れること、教育も医療も根本は本当に同じなんだなと心から思いました。自分から出てくるもの(それが病気だったり、感情だったり、全てのもの)が、何か自分の気づきの機会を与えてくれて、自分の人生を豊かにしていくという感覚がします。まずは、そのために継続することときめ、日々の自分の変化に気づくこと、そして、意識をもっと拡げていくこと。井上さん、平井さん、山下さんの伝えていることがとても強いつながりがあることが感じられます。でも、それもまだまだ言葉にできないのでもどかしいですが、長い時間をかけて、この素敵な考え方を体感して、学び続けていきたいと思います!! もっと熟読していきます!!


●はじまる前はただ、知っているけど読んだことない本の内容がわかるぐらいの気持ちでしたが、娘をどう育てていくか、迷走し始めていた自分にとって、こんな衝撃的な回になるなどとは!!
ボランティアを始めて井上さんと出会い、自分の考え方は「教えない教育」に近いと感じて、自分なりにいろいろやってきたのですが、いざ自分の子を、ぼくの妻と一緒に育てていくとなったら、なかなか同じようにはできず、思うような環境が与えてやれないとか、いろいろもやもやしたり、諦めたりしてきたけれど、この回で改めて、自分が何をしたかったのか、何を今まで感じてきたのか、ハッキリしました。
明日からの生活にとても役立つ回となりとてもうれしいです。


●ビジョンとミッションは異なる! ビジョンは人間の思考の枠からなかなか超えられないが、ミッション(使命)は方向であり、そこへ向かう為に毎日たんたんとやり続けることで何かが見える。そこには、結果を求める評価もない。あるのはただやると決めるだけ。日々の問題、日々の生活と向き合って、そこから何かに気づき少しずつ変化していくものであるんだと。


●ずっと気になっていた地域資源長屋なかむらへ来れたことが一番うれしかったです。アットホームな雰囲気で、長居してしまいたくなる場所でした。読書会では、「教えない教育」という部分に惹かれての参加だったのですが、「治さない医療」とのつながり、流れを感じ知る中で、大学時代に学んだ福祉や、べてるの家を代表する「当事者研究」という部分が、自分の中にも大きな影響を与えていたのだな、という発見がありました。治さない医療という意識、学びが私の教育に対する考え方につながっているとは……おどろきでした。みなさんとの意見交換、話し合いを通じて、私が考えもしなかったものに出会い、刺激的でした。またお時間合えば参加させて頂きたいです。


●「気づき」を自分に対して出来るか、また、「気づいてあげられるか」という視点に気づかされ、伴走者に成れるか、また自分に伴走者がいるかと考えてみる。と、これを書いてまた「自分」がどれだけ大事なんだろう。自分で決めることが出来て責任を負うことが出来る幸せであることは認識した。

posted by Akinosuke Inoue 23:45comments(0)trackbacks(0)pookmark





つんどくらぶ第1回を終えて

今日は19:00から中村教室で読書会爐弔鵑匹らぶ畭茖渦鵑ありました。

この読書会は、にんげん図書館と寺子屋塾のコラボレーション企画として、にんげん図書館を主宰する山本茜さんとわたしとの間で準備を進めてきたものです。

今回取り上げた本は、平田オリザ著「わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か」(講談社現代新書)です。

わかりあえないことから


この本は3年前の秋に出版されたんですが、一昨年の暮れに平田オリザさんが三重大学へ来られて講演されたときなど、これまでfacebookでもたびたび紹介してきましたし、ファシリテーション講座などでも受講生に積極的に勧めてきました。

でも、数名の方を除いて、「本を読みました」という声を直接聞くことはそれほど多くはなく、読んでみようと本は買ったものの、机の片隅にそのまま積まれておいてあるだけ、という方もすくなくないんじゃないか、とおもうのです。

ということで、そうした積ん読本にも愛の手を!と、読書会のタイトルは「つんどくらぶ(積ん読love)」となった次第です。笑

わたしは他の人と比べれば、おそらく本をたくさん読んでいる部類の人間だとおもいますが、実のところ、読書会と銘打って行われている集まりは、今まであまりやったことがなく、参加したこともほとんどありません。

したがって、実際にいろいろなところで行われている読書会というものが、どんな内容で、どんなやり方で運営されているのかよく知らないのです。

いろんなやり方があるとはおもうんですが、事前に課題図書をしっかり読み込んでおかないといけないとなると、どうしてもハードルが高くなって参加しにくくなってしまい、本好きなひとたちのマニアックな集まりになってしまいかねないように感じていました。

よって、本を深く読み込んでいる人も、まったく読んでいない人も、対等な立場で安心してその場に居られるような会にしよう、ということでいろいろ策を練ったわけですが、ハイライトの部分を中心に、声に出してみんなで音読していき、読んだところについて感想を出し合う、というやり方で進めようということになりました。

ただ問題は、そういう読書会に果たしてニーズはあるのか?参加したいという人がどれだけみえるのかということで、事前に山本さんとは、「まあ、参加者ゼロなら二人でこの本のことを熱く語り合って、ユーストリーム中継でもしようか・・・」と話していたんです。

でも、蓋を開けてみたら今日は何と7名もの方が来て下さり、しかもそのうち3名の方はまったく本を読んでいない方という、願ったり叶ったりという・・・笑

つぎの写真はつんどくらぶ開催中のひとこまです。

つんどくらぶ風景

終了時に、「2時間があっという間でした」と話された方もあり、何とか第1回めを無事終えることができました。ご参加いただいた皆さま有り難うございました。

つぎは、皆さんが語られた内容を書きとめた模造紙です。終了時に今回の課題図書と関連する推薦図書としてご紹介した3冊の書名もはいっています。

つんどくらぶFG

このつんどくらぶは偶数月の第3木曜日19:00〜21:00に開催予定で、第2回は12/17にやります。課題図書は後日発表しますので、このblogやfacebookの投稿記事をチェックしていてください。(^^)/
posted by Akinosuke Inoue 23:59comments(0)trackbacks(0)pookmark





犬山からのお客さま

昨日は昼間に犬山市のNPO法人シェイクハンズの代表・松本さんとスタッフの皆さん、しみんてい(NPO法人犬山市市民活動支援センターの会)の川島典之専務理事が東員事務所を訪ねて下さいました。

川島専務理事との最初の出会いは1999年秋にまで遡ります。四日市で企画した全国地域通貨サミットに、当時は犬山市役所で助役をされていた川島さんが参加して下さったのでした。

したがって、川島さんとはもう10年以上ものお付き合いになりますが、私のホームグラウンドを訪ねて下さったのは今回が初めてです。

犬山市のNPO支援施策は全国的にも注目されていて、視察や見学も多いのですが、川島さんの人となりや、どのように市民活動支援センターが生まれたのかなど、そのプロセスについては、このインタビュー記事が分かりやすいです。

しみんていでは、2/5には「犬山子ども大学」体験発表会が、また2/19には設立10周年記念イベント・市民活動交流フォーラム『再発見!地域の絆』〜市民グループ屋台村とアピール合戦〜 があります(2/19の詳細はしみんていのこちらのサイトをどうぞ!)。


犬山城、鵜飼い、ライン下り、明治村、リトルワールドなど観光都市として知られる犬山市ですから、東海地区にお住まいなら、訪れたことがある方が多いのではないでしょうか。

亡くなった母の実家が岐阜県関市だったので、お盆や正月に名古屋から帰省する際にいつも通り道だった犬山には、私自身にとっても思い出深い風景がたくさんあります。そうした土地の皆さんと、このような形でご縁になるのは本当に不思議です。

皆さんも、犬山へ行かれたときには、ぜひ「しみんてい」やシェイクハンズが運営するワンディシェフ・レストラン「Chanty(チャンティ)」へもぜひお立ち寄り下さいね。
posted by Akinosuke Inoue 19:42comments(0)trackbacks(0)pookmark





2/11(祝)津市にて会社ゲームで「じゅっつな交流会」

 2/11(土・祝)は津市で会社ゲーム(TG-E、トータルゲーム製造業版)を使った異業種異世代交流会「じゅっつな交流会」のお手伝いをさせてもらいます。

おかげさまで昨年度の企画が好評を頂き、今回で2回目となります。

「じゅっつな」とは聞き慣れない言葉ですが、この企画のコンセプトで、

「10年後もつながれる本物の交流会を!」

という意味がこめられています。

会社ゲームは、参加されるメンバーや目的によって柔軟に対応できる学習ツールですが、今回は参加者相互の交流に重きをおいたプログラムです。

ルール説明からスタートしますので、会社ゲーム未体験の方も安心してご参加戴けますよ〜 この機会にぜひどうぞ!

2/11ご案内のブログはこちらから、昨年第1回の様子はこちらからご覧いただけます。
posted by Akinosuke Inoue 11:44comments(0)trackbacks(0)pookmark





地域資源バンクNIUのオープニングに出かけて

名古屋のNPO法人・起業支援ネットのスタッフ・西井勢津子さんがいよいよ三重県多気郡多気町丹生に活動拠点を置かれることになり、今日は、西井さんが代表を務める(株)地域資源バンクNIUの事務所開き&オープニングイベントが行われるということで、多気町まででかけてきました。

(株)地域資源バンクNIUは、コミュニティビジネスやソーシャルビジネスなど、地域社会に貢献するビジネスをこれから立ち上げようという人のためのインキュベートオフィスの機能を有しています。

詳しくはこちらのサイトにある西井さんへのインタビュー記事をご覧下さい。

思えば西井さんが、寺子屋の東員事務所までいらっしゃって、活動拠点をどこにしようかというような話をしていたのは、ちょうど1年前の今頃のことでした。

彼女と私との出会いやそのとき話した中味については、こちらのブログに詳しく書いていますが、そこに記したような「良き出会い」が西井さんに訪れたようです。


四日市を9時半頃にでて、近鉄とJR参宮線とを乗り継ぎ、11:12に多気駅に到着。

JR多気駅



駅までエコットの坂本さんが車で迎えに来て下さり、西井さんの事務所にはちょうどお昼すぎ頃に到着。

オフィススペースは、地元材でつくった特注の木製デスクが置かれ、とっても素敵な空間でした。

前のインタビュー記事にもでている和室の部分にはお茶室もあり、MTGをしたり、地元の人との交流スペースとして活用していきたいとのこと。

こちらが新しい会社のロゴマーク。

NIUロゴ

そのあと農業法人せいわの里まめやにて、特製のお弁当を頂いたのですが、その美味しかったこと・・・。

お昼時には、まめやのバイキングはとても混雑し、行列が出来るほどらしいです。

まめやのお弁当能書き

パネルディスカッションでは、そのまめやの代表・北川さんのお話を伺ったのですが、まさしくコミュニティビジネスの鏡のような存在で、地元の活性化に大きく貢献していることがわかりました。

また、6年前にこの地に有機農法で新規就農されたというわ菜園の鎌田さんの訥々とした語り口がとても印象的でした。

百人対談のときには、百五経済研究所の雲井社長が、多気町は中央構造線が通っているパワースポットであることを盛んに強調しておられたのですが、そういわれてみると、高校生のレストランまごの店、日本経営品質賞を受賞した万協製薬など、全国区で話題になるようなところが何故か多気町には集中していて、土地の高いエネルギーがそこにいる人の意識にも影響を及ぼすのかもしれませんね。

加えて、先般卒業式が執り行われた起業の学校の第6期生は、受講生20名のうち多気町の方が何と3名もいらっしゃったとか。

今日は天気も良く、12月上旬にしてはとても暖かい日でしたし、会場には、スタッフ含め総勢100名ほどの方が集まられ、終始和やかな雰囲気でした。


以前からお目にかかりたいと思っていたまごの店の影の仕掛け人・多気町役場の岸川政之さんもいらっしゃっていて、ご挨拶することができましたし、twitterを介して知り合った桑名の方とも初めてお会いすることが出来たりして嬉しかったです。


パネリストの一人であった関戸美恵子さんが代表を務める東海北陸コミュニティビジネス推進協議会で私と同じ三重地区の世話人をしている津市NPOサポートセンターの川北輝さんも、早速今日のことをブログに書いていますので、ぜひこちらもごらんください。



西井さん、このたびは本当におめでとうございます。

継続することは立ち上げることより100倍大変と言った人がいましたが、持ち前のパワーで頑張って下さい。そして、いっしょに三重を盛り上げていきましょうね!


地域資源バンクNIU周辺の地図もこちらにアップしておきました。

興味を持たれた方はぜひ、アクセスしてみて下さい。

丹生マップ



さいごに、今日1日のイベント内容のフレームを以下に記しておきます。


12/6(月)オープン記念シンポジウム「〜輝く!農山村の自分おこし、仕事おこし〜」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<プログラム>

◆午前の部
 10:00〜11:30 インキュベーション事務所のご案内


◆午後の部
 12:20 午後の部 受付開始

 13:00
    13:05 オープニング挨拶  起業支援ネット代表理事 久野美奈子さん
                  地域資源バンクNIU代表 西井勢津子さん

    13:10 パネルディスカッション「輝く!農山村の自分おこし、仕事おこし」

     ・パネリスト
      北川静子さん(農業法人せいわの里 まめや 代表取締役)
      鎌田里絵さん(わ菜園オーナー)
      関戸美恵子さん(NPO法人起業支援ネット理事
       /東海・北陸コミュニティビジネス推進協議会代表世話人)
     ・コーディネーター 雲井純さん(百五経済研究所 代表取締役社長)

    14:50 百人対談  雲井純さん × 西井勢津子さん
      「パネルディスカッションから、時代から、丹生の風景から見えてくるもの」

    15:45 交流会(軽食:せんぱいの店オードブル)

16:30 中締め


<会場>
 勢和老人福祉センター 2F (多気町丹生1798-3)
 ※事務所より徒歩8分、昼食会場「ふれあいの館」より徒歩10分


posted by Akinosuke Inoue 23:47comments(0)trackbacks(0)pookmark