往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。





禍福は糾える縄の如し 2月と3月の卦をふりかえってみて

2/25に書いた「凶、大凶の日々が続いています」という記事の続きです。
 
易経についてよくわからないという方は、
昨年3月に書いた「易は現状把握のためのツール」などを参考にしてください。
 
低迷していた2月と低迷から回復基調にあった3月を
1ヶ月分の一日一卦をそれぞれまとめてふりかえってみたんですが、
あきらかに、2月が「凶の中に吉がときどきある状態」だったのに対し、
3月は「吉の中に凶がときどきある状態」だったことがよくわかります。

また、一日一日の立つ卦は一見ばらばらなようなんですが、
ひとつのストーリーというか流れのようなものが存在していることも
すこしだけ感じられるようになりました。

良くない状態が続くようであっても、そのままずっと続くことはなく、
どんなに長いトンネルでもいつかは外に出るときがやってくるわけで。

その転機のタイミングには、同じ卦が続けて出たり(2/26ー2/27)、
純卦(上卦と下卦が同じ卦)が続けて出たりして(2/28ー3/1)、
それまでとちょっと違った特色有る卦が立つことがあることも気づきました。

2月と3月の一日一卦は以下の通り
本卦と之卦の吉凶判断は、銭天牛『銭流「易経」』をもとにしています。
--------------------------------------------------------------------

2/1(水) 12.天地否の三爻変、天山遯に之く   大凶ー凶
2/2(木) 49.沢火革の三爻変、沢雷随に之く   吉ー凶
2/3(金) 49.沢火革の四爻変、水火既済に之く  吉ー吉
2/4(土) 27.山雷頤の二爻変、山沢損に之く   半吉ー凶
2/5(日) 21.火雷噬嗑の上爻変、震為雷に之く  半吉ー凶
2/6(月) 63.水火既済の初爻変、水山蹇に之く  半吉ー半吉
2/7(火) 57.巽為風の五爻変、山風蠱に之く   半吉ー吉
2/8(水) 43.沢天夬の上爻変、乾為天に之く   凶ー大凶
2/9(木) 25.天雷无妄の二爻変、天沢履に之く  凶ー凶
2/10(金) 48.水風井の初爻変、水天需に之く  半吉ー凶
2/11(土) 07.地水師の初爻変、地沢臨に之く  吉ー半吉
2/12(日) 02.坤為地の上爻変、山地剝に之く  吉ー半吉
2/13(月) 54.雷沢帰妹の三爻変、雷天大壮に之く 半吉ー凶
2/14(火) 37.風火家人の五爻変、山火賁に之く  大吉ー大吉
2/15(水) 44.天風姤の上爻変、沢風大過に之く  凶ー凶
2/16(木) 06.天水訟の上爻変、沢水困に之く   凶ー凶
2/17(金) 23.山地剝の三爻変、艮為山に之く   大凶ー凶
2/18(土) 10.天沢履の上爻変、兌為沢に之く   半吉ー大吉
2/19(日) 56.火山旅の四爻変、艮為山に之く   凶ー凶
2/20(月) 31.沢山咸の三爻変、沢地萃に之く   吉ー半吉
2/21(火) 63.水火既済の初爻変、水山蹇に之く  半吉ー半吉
2/22(水) 39.水山蹇の四爻変、沢山咸に之く   大凶ー凶
2/23(木) 05.水天需の五爻変、地天泰に之く   半吉ー大吉
2/24(金) 60.水沢節の三爻変、水天需に之く   吉ー凶
2/25(土) 28.沢風大過の三爻変、沢水困に之く  凶ー凶
2/26(日) 25.天雷无妄の三爻変、天火同人に之く 凶ー凶
2/27(月) 25.天雷无妄の上爻変、沢雷随に之く  凶ー凶
2/28(火) 30.離為火の五爻変、天火同人に之く  半吉ー半吉

 

3/1(水) 57.巽為風の五爻変、山風蠱に之く   半吉ー吉
3/2(木) 11.地天泰の五爻変、水天需に之く   吉ー吉
3/3(金) 25.天雷无妄の上爻変、沢雷随に之く  凶ー凶
3/4(土) 46.地風升の上爻変、山風蠱に之く   大吉ー凶
3/5(日) 31.沢山咸の三爻変、沢地萃に之く   吉ー半吉
3/6(月) 46.地風升の五爻変、水風井に之く   大吉ー吉
3/7(火) 40.雷水解の初爻変、雷沢帰妹に之く  大吉ー吉
3/8(水) 01.乾為天の三爻変、天沢履に之く   吉ー半吉
3/9(木) 21.火雷噬嗑の初爻変、火地晉に之く  半吉ー凶
3/10(金) 14.火天大有の上爻変、雷天大壮に之く 大吉ー吉
3/11(土) 05.水天需の四爻変、沢天夬に之く   半吉ー吉
3/12(日) 27.山雷頤の上爻変、地雷復に之く   半吉ー大吉
3/13(月) 40.雷水解の三爻変、雷風恆に之く   大吉ー半吉
3/14(火) 34.雷天大壮の五爻変、沢天夬に之く  半吉ー凶
3/15(水) 14.火天大有の二爻変、離為火に之く  大吉ー大吉
3/16(木) 11.地天泰の三爻変、地沢臨に之く   吉ー半吉
3/17(金) 29.坎為水の四爻変、沢水困に之く   大凶ー半吉
3/18(土) 55.雷火豊の初爻変、雷山小過に之く  吉ー吉
3/19(日) 55.雷火豊の四爻変、地火明夷に之く  吉ー半吉
3/20(月) 36.地火明夷の三爻変、地雷復に之く  大凶ー吉
3/21(火) 45.沢地萃の五爻変、雷地豫に之く   吉ー大吉
3/22(水) 45.沢地萃の初爻変、沢雷随に之く   吉ー大吉
3/23(木) 40.雷水解の二爻変、雷地豫に之く   大吉ー大吉
3/24(金) 01.乾為天の初爻変、天風姤に之く   吉ー半吉
3/25(土) 29.坎為水の上爻変、風水渙に之く   大凶ー大凶
3/26(日) 60.水沢節の五爻変、地沢臨に之く   吉ー吉
3/27(月) 57.巽為風の初爻変、風天小畜に之く  半吉ー半吉
3/28(火) 57.巽為風の三爻変、風水渙に之く   半吉ー凶
3/29(水) 14.火天大有の四爻変、山天大畜に之く 大吉ー吉
3/30(木) 42.風雷益の上爻変、水雷屯に之く   吉ー凶
3/31(金) 15.地山謙の五爻変、水山蹇に之く   半吉ー半吉

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2016年10大ニュース 7.企画協力イベント(出張寺子屋)の展開

2016年10大ニュースの(その4)として、

項目7として挙げた企画協力イベントについてのご報告です。
 

まず、2016年1年間全体の傾向についてですが、
前年に比較すると、新しい企画に関わらせて頂く機会が
多かった1年でした。
 
わたしは会議や研修会、交流会等のファシリテーターにと
お声をかけ頂くことが多く、わたしに対して
「井上さんって、いろいろなことをやっていますね」と
仰有る方も時折みえます。
 
たしかに、いろんなことをやっているというのはその通りで、
まわりの人からみれば、
何が本業なのかがよくわからない人のように
映っているんだとおもうんですが、
わたし自身としては、
本業である寺子屋塾と違う方向性の
別のことをやっている意識はありません。
 
なぜなら、それぞれに目的は異なっていても
ふだん寺子屋塾の教室内で行っていることや
塾生と関わりながら得られた知見やスキル、視点などを、
そのまま場所を変えて、応用しているだけなので。
 
よって、そうした場は
「出張寺子屋」というか、寺子屋の出前のようなものと
言った方がいいかも・・とおもうこともあります。
 
いずれにしても、
わたしのような者に声をかけて頂くということ自体が
何よりありがたいことで、
創業以来これまで、ご依頼いただいた案件は
どんな内容のものでも、基本的にお引き受けする方向で考え、
お断りしない姿勢でやってきました。
 
ただ最近では、在籍している塾生のなかに、
わたしの仕事自体に興味があったり、
わたしと近い方向性のなかで
自分のキャリアを模索したいと
考える人がぽつぽつ現れはじめていますし、
また、部分的にですが、
わたしの仕事を肩代わりできそうな人材も育ちつつあり、
今後はそうした人たちに
わたしの仕事をすこしずつ分担していきたいなぁと
いう気持ちがここ数年のうちに出てきています。
 
というのは、大学を出ていなくて、
専門の学問を積んだ経験の無いわたしが

こうした依頼を受けていること自体
まったく想定外のことで、

「ホントにわたしでいいんだろうか?」という想いが常に拭えないのです。
 
さらに言うなら、塾生という形のつながりでなくても、
わたしのまわりには、才能やセンスある人が
たくさんいらっしゃいますし、
わたしのような人間が表だって活動するよりも、
そうした人とのつなぎ役をつとめたり、
活動の舞台装置づくりに力を注ぐほうが
性に合っているんじゃないかとおもうのです。
 
それに、わたし自身はもともと
いろんな仕事を同時並行的に進めていくことは得意でなく
ひとつの仕事に集中した方が
本来の力を発揮できるようにおもっているので、
塾外企画や他組織の主催する協力案件については、
塾生からの依頼、要望があった場合に絞るなどして、
塾内の充実をまず第一に考えたいという気持ちも正直あります。
 
もちろん、いままでの流れや関わりがあるので、
急激に進めることはできませんが、
今年はそうした動きを具体的にカタチにすることを
すこしずつ模索する年になるかもしれません。


 
以下は各々の詳細です。
 
リンク先にある詳細を記した案内チラシや報告記事、
主催団体のウェブサイト等も併せてアクセスして頂ければ幸いです。
 
ゞ技媾 第9〜10回(平成27年度事業)
 学習塾ことばこ(名古屋市千種区)・1/23、2/13
 
多職種連携ファシリテーション講座 第8〜10回
 知多地域成年後見センター(愛知県知多市)・1/17、2/7、3/6
 
 IYEO愛知・3/12
 
す猫タロウの屋台屋本舗ゲームによるワークショップ
 ぶれいんゆに〜くす(宮城県仙台市)・3/13
 
ヂ慮碍織廛蹈献Дト「小牧小・学びっ子教室」のためのファシリテーション研修
 名古屋経済大学(愛知県犬山市)・4/19&26(前期授業)、10/4&11(後期授業)
 
 地域福祉サポートちた(愛知県知多市)・6/9
 
 コミュニティユースバンクmomo・6/25
 
 しみんてい(愛知県犬山市)・7/17〜8/21

第1回 教師塾 〜コミュニケーションにおけるきく姿勢〜(平成28年度事業)
 西尾亮さん・8/20
 
 多治見市市民活動交流支援センター(ぽると多治見)・9/4、9/11
 
TG-E(経営ゲーム)によるワークショップ
 新扇会(三重県桑名市)・9/18
 
 ぷらねっと扶桑(丹羽郡扶桑町)・10/1
 
 STEP教育コミュニティ・12/30

 
※関連する参考記事など
 ,砲弔い討
 スタッフ塩坂太郎さんのこちらのblog記事に10回を終えてのレポートがあります。
 
 △砲弔い討
 案内チラシを作成した石黒好美さんのこちらのblog記事に開催前の紹介記事が出ています。
 
 については国際交流活動ニュース「マクロコスモスvol.113」に掲載された報告記事をどうぞ。
 
い砲弔い討
 参加者の感想文を含めレポートを2016.3.18のblog記事に書いています。
 
イ砲弔い討
 大学の事務局が発信しているこちらのblog記事に、プロジェクトの内容や主旨、前期授業終了時の様子がレポートされています。
 また、前年度のこのプロジェクトに参加した学生の声がこちらのblog記事に紹介されています。

Δ砲弔い討サポちたさんのニュースレター2016.7に掲載された次の記事をごらんください。

 
については、
 協力した廣安祐文さんのこちらのblog記事に企画者の想いなどが記されています。

については、ぽると多治見の事業報告のページにある次の記事をごらんください。
については、こちらにアクセスすると
 facebookイベントページに投稿された
 スタッフの山本拓くん作成によるふりかえり動画を観ることができます。
 なかなかイイ感じに仕上がっていますよ〜

 

 

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べてるの家の映画を久しぶりに観ました

今日は、中村教室でイベントがあり、

昨日まで書いていた2016年10大ニュース詳細版をお休みして

そのことに関連する記事を書きます。

 

 

 

 

北海道浦河町にあるべてるの家のドキュメンタリー映画
「ベリーオーディナリーピープル」予告編△魎僂泙靴拭
1995年に制作された作品で、もう20年以上も前の映像なんですが、
いま観てもまったく古さを感じさせません。

 

昨年の8/30に第1回を開催したときには、予告編,魎僂燭鵑任垢、
制作された映像の上映時間がなんと56分もあって、
予告編どころでないほどのボリュームなんです。

 

しかも、その56分の映像を観たからといって、
べてるの家という場所がいったいどんなところなのかが
わかるどころか、ますます謎が深まっていくばかりで・・・笑

 

・・・ということで、この映像は本編というよりは
やっぱり「予告編」と呼ぶに相応しいということで、
しかも、監督はじめ制作スタッフの面々が
べてるの家に嵌まっていってしまい、
「予告編」と称される映像が続々と制作されていきます。

 

そのあたりの詳しい経緯については、
監督・四宮鉄男さんのwebsite「愚鉄パラダイス」招待席
こちらのページをご覧下さい。

 

 

さて、それで今日は予告編△
わたしを含め8人のメンバーで観たんですが、
なんと上映するだけで90分もかかるんですね。笑

 

鑑賞した後、みなさんで感想をシェアしたんですが、
一人ひとり観ている視点や捉え方が微妙に違っていて面白かったです。

 

つまり、この映画には、決まった正解がないからこそ、
各々が安心して自分の感想や捉え方を表現できるのでしょう。

 

そして、みんなが同じでなく、違っているからこそ、
「べてるの家」という場をより立体的に捉えようとすることも
可能になるのだろうと改めて感じました。

 

わたし自身、この映像をたぶんもう50回ぐらい観ているんですが、

そういうわたしでも、今日の場は新鮮に感じられたのですから、

べてるの家という場のもつ魅力というか果てしない底力が

きっとそうさせるのでしょう。

 

 

ラスト3分のところに登場する武田千代美さんの言葉を引用してむすびとします。

 

 

 

 

 

生きてるってのは やっぱりね
簡単だけどむつかしい


生きてれば
いいことがあるのが本当


一つ一つが 明日生きてると
いいことがある
また 明後日も 
生きてると

いいことがある
その次も 生きてると

いいことがある


淋しい時もあるけど そう思う

 

 


 

 

 

 

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2016年10大ニュース 3.東員教室11年の歴史にピリオド

2016年10大ニュースの詳細版その3は、E谿教室11年の歴史にピリオド です。

 

東員町穴太にある蟾建社の社屋3Fをお借りしたのは、

2005年のクリスマスの日でした。

 

東員教室外観

 

11年の長きにわたり、寺子屋塾の活動拠点としてきたお部屋でしたが、

2015年9月に名古屋に新教室を開室して以後は、

中村教室が主たる活動拠点としても機能するようになり、

また家主さんから「別の用途に使いたい」という意向も夏頃にお聞きしていて、

年末で閉じようと決めたのは9月の終わり頃でした。

 

置いてあるモノや資料、本の量がハンパでなく、

片付け作業を10月頃から始めていたのですが、予想していた以上にタイヘンでした。

塾生有志やリサイクルショップを経営する知人のヘルプがなければ、

年内には片付け終えられなかったとおもいますし、

結局年末ギリギリまでかかってしまいましたが、

何とか片付いてホッとしています。

 

東員教室には、辺鄙な場所にもかかわらず、

名古屋など遠方から根気よく通ってくれた塾生をはじめ、

インタビューや経営ゲームのワークショップなど実施した講座も数えきれず、

たくさんのお客さまをお迎えしました。

 

ほんとうに有り難うございました。

 

 

西側階段脇の窓から見えるこの田園風景には随分癒されました。

 

西窓からの風景

 

片付けの終了がクリスマスイブとなったのが何とも奇遇です。

長い期間使ってきた部屋を離れるのは、

やはりちょっと寂しいものですね。
 

写真は片付け&最後の大掃除を終えたあとの室内です。

 

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2016年10大ニュース 5.ミルで豆を挽いてコーヒーを淹れるように

昨日の投稿記事に続いて2016年10大ニュースの詳細版その△任后

 

コーヒーというのは熱帯産の植物ですから

 

身土不二の原則からみると、
飲めば身体を冷やし、内臓を緩める飲み物です。

 

よって、温帯に位置する日本に生活しているわたしたちの身体には刺激が強く

 

基本的に嗜好品として頂く飲み物といえます。

 

寿命を示すインジケーターのような働きをしている、

 

テロメアを短くしてしまうものが大半らしいです。

 

わたしはもともとコーヒーはそんなに好きな方ではなかったんですが、

 

妻が大好きなので、結婚してから毎朝飲むようになりました。

 

お世話になっている鍼灸師の丸山先生から

 

「コーヒー好きの患者さんのために、
身体へのダメージが少ないコーヒーを探して見つけました」と、
教えて頂いたのは、もう10年近く前だったでしょうか。

 

そのコーヒーも粉に挽いた形で購入し、

 

コーヒーメーカーでドリップして飲んでいたんですが、

知人からコーヒー豆のお土産を頂いたことがきっかけで

夏頃にミルを購入。

 

飲む直前に豆を挽いて飲むことを始めたんですが、

 

これが殊の外おいしいんですね。

 

昨年の7月以後、自宅のリフォームと東員教室の退去が重なって

 

このblogの毎日更新はストップしてしまいましたし、
時間的にタイトな日々を過ごすことが多かったんですが、
そうした中にもかかわらず、
毎日豆を挽いてコーヒーを淹れる余裕がもてたことは、
よかったなぁとおもっています。(^o^)

 

 

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2016年10大ニュース 4.一日一卦を365日続ける

昨日は項目のみでしたが、

今日から2016年10大ニュースの詳細版を投稿していく予定です。

 

1日一つずつ書けば10日かかりますが、

1日で書き切れないこともあるかもしれません。

 

 

とくに1番目に挙げたヨシモト本の話などその可能性が大ということもあり、

順番でなくランダムに書いていきます。

今日は「4.一日一卦を365日続ける」を。

 

2016年は、こちらの記事に書いたように、

元旦に地元の氏神さまに初詣をした際おみくじをひけなかったため、

自分で易を立てて占ってみたことが発端となり

元旦から大晦日まで易を立てる実践を

1日も休まずに続けることができました。

 

毎日やると決めているらくだのプリントの方は

何と7日もできない日があったんですが・・f(-_-;)

 

中国4000年の歴史を背景に持つといわれる易は

あまりに深淵で広い世界で、

ようやくそのとば口に立てたというか、

まだまだ解らないことばかりです。

でも、試行錯誤しながら1年間続けてみて、

少しずつ理解を深めていける手応えがありました。

 

3月には「易は現状把握のためのツール」というタイトルで
それまでの思索のプロセスを整理した記事も書きましたので、
易についてあまり詳しくない方は参考にして下さい。

以下は365日の内容なんですが、

元旦が天風姤の初爻に始まり、

大晦日の卦が山天大畜の初爻というのは、

この1年を象徴しているようにおもいます。

 

さてさて2017年はいったいどんな年になるでしょうか。

-----
1/1(金) 44.天風姤の初爻変、乾為天に之く
1/2(土) 12.天地否の五爻変、火地晉に之く
1/3(日) 32.雷風恆の三爻変、雷水解に之く
1/4(月) 18.山風蠱の三爻変、山水蒙に之く
1/5(火) 61.風沢中孚の初爻変、風水渙に之く
1/6(水) 16.雷地豫の五爻変、沢地萃に之く
1/7(木) 27.山雷頤の初爻変、山地剝に之く
1/8(金) 62.雷山小過の三爻変 雷地豫に之く
1/9(土) 17.沢雷随の二爻変、兌為沢に之く
1/10(日) 44.天風姤の上爻変、沢風大過に之く
1/11(月) 24.地雷復の五爻変、水雷屯に之く
1/12(火) 56.火山旅の二爻変、火風鼎に之く
1/13(水) 32.雷風恆の初爻変、雷天大壮に之く
1/14(木) 44.天風姤の五爻変、火風鼎に之く
1/15(金) 37.風火家人の二爻変、風天小畜に之く
1/16(土) 42.風雷益の初爻変、風地観に之く
1/17(日) 41.山沢損の上爻変、地沢臨に之く
1/18(月) 20.風地観の五爻変、山地剝に之く
1/19(火) 09.風天小畜の四爻変、乾為天に之く
1/20(水) 64.火水未済の五爻変、天水訟に之く
1/21(木) 18.山風蠱の三爻変、山水蒙に之く
1/22(金) 36.地火明夷の二爻変、地天泰に之く
1/23(土) 14.火天大有の初爻変、火風鼎に之く
1/24(日) 58.兌為沢の三爻変、沢天夬に之く
1/25(月) 28.沢風大過の二爻変、沢山咸に之く
1/26(火) 08.水地比の二爻変、坎為水に之く
1/27(水) 33.天山遯の初爻変、天火同人に之く
1/28(木) 39.水山蹇の三爻変、水地比に之く
1/29(金) 60.水沢節の二爻変、水雷屯に之く
1/30(土) 57.巽為風の上爻変、水風井に之く
1/31(日) 46.地風升の上爻変、山風蠱に之く

2/1(月) 38.火沢睽の上爻変、雷沢帰妹に之く
2/2(火) 61.風沢中孚の四爻変、天沢履に之く
2/3(水) 05.水天需の四爻変、沢天夬に之く
2/4(木) 30.離為火の二爻変、火天大有に之く
2/5(金) 36.地火明夷の五爻変、水火既済に之く
2/6(土) 21.火雷噬嗑の二爻変、火沢睽に之く
2/7(日) 38.火沢睽の二爻変、火雷噬嗑に之く
2/8(月) 01.乾為天の初爻変、天風姤に之く
2/9(火) 16.雷地豫の五爻変、沢地萃に之く
2/10(水) 25.天雷无妄の初爻変、天地否に之く
2/11(木) 43.沢天夬の四爻変、水天需に之く
2/12(金) 44.天風姤の四爻変、巽為風に之く
2/13(土) 03.水雷屯の五爻変、地雷復に之く
2/14(日) 51.震為雷の初爻変、雷地豫に之く
2/15(月) 37.風火家人の四爻変、天火同人に之く
2/16(火) 32.雷風恆の二爻変、雷山小過に之く
2/17(水) 55.雷火豊の二爻変、雷天大壮に之く
2/18(木) 13.天火同人の三爻変、天雷无妄に之く
2/19(金) 26.山天大畜の三爻変、山沢損に之く
2/20(土) 37.風火家人の初爻変、風山漸に之く
2/21(日) 41.山沢損の初爻変、山水蒙に之く
2/22(月) 58.兌為沢の五爻変、雷沢帰妹に之く
2/23(火) 06.天水訟の上爻変、沢水困に之く
2/24(水) 31.沢山咸の二爻変、沢風大過に之く
2/25(木) 36.地火明夷の五爻変、水火既済に之く
2/26(金) 32.雷風恆の上爻変、火風鼎に之く
2/27(土) 25.天雷无妄の二爻変、天沢履に之く
2/28(日) 29.坎為水の初爻変、水沢節に之く
2/29(月) 30.離為火の二爻変、火天大有に之く

3/1(火) 32.雷風恆の上爻変、火風鼎に之く
3/2(水) 13.天火同人の四爻変、風火家人に之く
3/3(木) 35.火地晉の四爻変、山地剝に之く
3/4(金) 16.雷地豫の五爻変、沢地萃に之く
3/5(土) 31.沢山咸の初爻変、沢火革に之く
3/6(日) 12.天地否の初爻変、天雷无妄に之く
3/7(月) 44.天風姤の五爻変、火風鼎に之く
3/8(火) 49.沢火革の初爻変、沢山咸に之く
3/9(水) 10.天沢履の二爻変、天雷无妄に之く
3/10(木) 25.天雷无妄の初爻変、天地否に之く
3/11(金) 40.雷水解の上爻変、火水未済に之く
3/12(土) 45.沢地萃の五爻変、雷地豫に之く
3/13(日) 11.地天泰の三爻変、地沢臨に之く
3/14(月) 40.雷水解の初爻変、雷沢帰妹に之く
3/15(火) 39.水山蹇の上爻変、風山漸に之く
3/16(水) 64.火水未済の二爻変、火地晉に之く
3/17(木) 09.風天小畜の五爻変、山天大畜に之く
3/18(金) 50.火風鼎の五爻変、天風姤に之く
3/19(土) 15.地山謙の四爻変、雷山小過に之く
3/20(日) 23.山地剝の二爻変、山水蒙に之く
3/21(月) 26.山天大畜の上爻変、地天泰に之く
3/22(火) 26.山天大畜の四爻変、火天大有に之く
3/23(水) 23.山地剝の三爻変、艮為山に之く
3/24(木) 20.風地観の三爻変、風山漸に之く
3/25(金) 41.山沢損の四爻変、火沢睽に之く
3/26(土) 53.風山漸の四爻変、天山遯に之く
3/27(日) 62.雷山小過の初爻変、雷火豊に之く
3/28(月) 24.地雷復の上爻変、山雷頤に之く
3/29(火) 50.火風鼎の三爻変、火水未済に之く
3/30(水) 19.地沢臨の上爻変、山沢損に之く
3/31(木) 59.風水渙の三爻変、巽為風に之く

4/1(金) 42.風雷益の上爻変、水雷屯に之く
4/2(土) 30.離為火の上爻変、雷火豊に之く
4/3(日) 35.火地晉の四爻変、山地剝に之く
4/4(月) 53.風山漸の二爻変、巽為風に之く
4/5(火) 25.天雷无妄の四爻変、風雷益に之く
4/6(水) 48.水風井の四爻変、沢風大過に之く
4/7(木) 09.風天小畜の二爻変、風火家人に之く
4/8(金) 09.風天小畜の二爻変、風火家人に之く
4/9(土) 48.水風井の三爻変、坎為水に之く
4/10(日) 52.艮為山の三爻変、山地剝に之く
4/11(月) 04.山水蒙の四爻変、火水未済に之く
4/12(火) 34.雷天大壮の五爻変、沢天夬に之く
4/13(水) 34.雷天大壮の二爻変、雷火豊に之く
4/14(木) 27.山雷頤の五爻変、風雷益に之く
4/15(金) 37.風火家人の二爻変、風天小畜に之く
4/16(土) 61.風沢中孚の五爻変、山沢損に之く
4/17(日) 02.坤為地の上爻変、山地剝に之く
4/18(月) 38.火沢睽の上爻変、雷沢帰妹に之く
4/19(火) 09.風天小畜の上爻変、水天需に之く
4/20(水) 54.雷沢帰妹の初爻変、雷水解に之く
4/21(木) 30.離為火の上爻変、雷火豊に之く
4/22(金) 07.地水師の三爻変、地風升に之く
4/23(土) 03.水雷屯の上爻変、風雷益に之く
4/24(日) 10.天沢履の初爻変、天水訟に之く
4/25(月) 23.山地剝の四爻変、火地晉に之く
4/26(火) 52.艮為山の二爻変、山風蠱に之く
4/27(水) 10.天沢履の三爻変、乾為天に之く
4/28(木) 40.雷水解の二爻変、雷地豫に之く
4/29(金) 53.風山漸の五爻変、艮為山に之く
4/30(土) 03.水雷屯の上爻変、風雷益に之く

5/1(日) 07.地水師の五爻変、坎為水に之く
5/2(月) 34.雷天大壮の三爻変、雷沢帰妹に之く
5/3(火) 34.雷天大壮の初爻変、雷風恆に之く
5/4(水) 42.風雷益の初爻変、風地観に之く
5/5(木) 21.火雷噬嗑の初爻変、火地晉に之く
5/6(金) 06.天水訟の上爻変、沢水困に之く
5/7(土) 49.沢火革の四爻変、水火既済に之く
5/8(日) 05.水天需の初爻変、水風井に之く
5/9(月) 04.山水蒙の四爻変、火水未済に之く
5/10(火) 45.沢地萃の三爻変、沢山咸に之く
5/11(水) 53.風山漸の二爻変、巽為風に之く
5/12(木) 60.水沢節の三爻変、水天需に之く
5/13(金) 33.天山遯の二爻変、天風姤に之く
5/14(土) 27.山雷頤の四爻変、火雷噬嗑に之く
5/15(日) 41.山沢損の初爻変、山水蒙に之く
5/16(月) 08.水地比の二爻変、坎為水に之く
5/17(火) 48.水風井の四爻変、沢風大過に之く
5/18(水) 12.天地否の上爻変、沢地萃に之く
5/19(木) 14.火天大有の初爻変、火風鼎に之く
5/20(金) 27.山雷頤の三爻変、山火賁に之く
5/21(土) 22.山火賁の五爻変、風火家人に之く
5/22(日) 50.火風鼎の初爻変、火天大有に之く
5/23(月) 26.山天大畜の五爻変、風天小畜に之く
5/24(火) 38.火沢睽の四爻変、山沢損に之く
5/25(水) 06.天水訟の五爻変、火水未済に之く
5/26(木) 50.火風鼎の初爻変、火天大有に之く
5/27(金) 14.火天大有の四爻変、山天大畜に之く
5/28(土) 31.沢山咸の上爻変、天山遯に之く
5/29(日) 36.地火明夷の五爻変、水火既済に之く
5/30(月) 41.山沢損の五爻変、風沢中孚に之く
5/31(火) 64.火水未済の初爻変、火沢睽に之く

6/1(水) 44.天風姤の上爻変、沢風大過に之く
6/2(木) 54.雷沢帰妹の上爻変、火沢睽に之く
6/3(金) 10.天沢履の五爻変、火沢睽に之く
6/4(土) 16.雷地豫の三爻変、雷山小過に之く
6/5(日) 47.沢水困の二爻変、沢地萃に之く
6/6(月) 42.風雷益の上爻変、水雷屯に之く
6/7(火) 15.地山謙の初爻変、地火明夷に之く
6/8(水) 42.風雷益の五爻変、山雷頤に之く
6/9(木) 29.坎為水の四爻変、沢水困に之く
6/10(金) 22.山火賁の五爻変、風火家人に之く
6/11(土) 30.離為火の初爻変、火山旅に之く
6/12(日) 63.水火既済の五爻変、地火明夷に之く
6/13(月) 14.火天大有の三爻変、火沢睽に之く
6/14(火) 18.山風蠱の五爻変、巽為風に之く
6/15(水) 33.天山遯の五爻変、火山旅に之く
6/16(木) 62.雷山小過の二爻変、雷風恆に之く
6/17(金) 52.艮為山の上爻変、地山謙に之く
6/18(土) 05.水天需の四爻変、沢天夬に之く
6/19(日) 61.風沢中孚の三爻変、風天小畜に之く
6/20(月) 17.沢雷随の初爻変、沢地萃に之く
6/21(火) 01.乾為天の上爻変、沢天夬に之く
6/22(水) 60.水沢節の上爻変、風沢中孚に之く
6/23(木) 43.沢天夬の二爻変、沢火革に之く
6/24(金) 41.山沢損の四爻変、火沢睽に之く
6/25(土) 52.艮為山の上爻変、地山謙に之く
6/26(日) 46.地風升の上爻変、山風蠱に之く
6/27(月) 17.沢雷随の五爻変、震為雷に之く
6/28(火) 22.山火賁の三爻変、山雷頤に之く
6/29(水) 23.山地剝の五爻変、風地観に之く
6/30(木) 41.山沢損の三爻変、山天大畜に之く

7/1(金) 38.火沢睽の二爻変、火雷噬嗑に之く
7/2(土) 14.火天大有の上爻変、雷天大壮に之く
7/3(日) 27.山雷頤の上爻変、地雷復に之く
7/4(月) 08.水地比の初爻変、水雷屯に之く
7/5(火) 24.地雷復の上爻変、山雷頤に之く
7/6(水) 17.沢雷随の五爻変、震為雷に之く
7/7(木) 32.雷風恆の上爻変、火風鼎に之く
7/8(金) 17.沢雷随の上爻変、天雷无妄に之く
7/9(土) 07.地水師の四爻変、雷水解に之く
7/10(日) 20.風地観の五爻変、山地剝に之く
7/11(月) 44.天風姤の三爻変、天水訟に之く
7/12(火) 27.山雷頤の四爻変、火雷噬嗑に之く
7/13(水) 38.火沢睽の二爻変、火雷噬嗑に之く
7/14(木) 38.火沢睽の上爻変、雷沢帰妹に之く
7/15(金) 26.山天大畜の初爻変、山風蠱に之く
7/16(土) 51.震為雷の五爻変、沢雷随に之く
7/17(日) 29.坎為水の五爻変、地水師に之く
7/18(月) 25.天雷无妄の五爻変、火雷噬嗑に之く
7/19(火) 33.天山遯の初爻変、天火同人に之く
7/20(水) 46.地風升の四爻変、雷風恆に之く
7/21(木) 30.離為火の初爻変、火山旅に之く
7/22(金) 22.山火賁の初爻変、艮為山に之く
7/23(土) 50.火風鼎の五爻変、天風姤に之く
7/24(日) 46.地風升の五爻変、水風井に之く
7/25(月) 15.地山謙の四爻変、雷山小過に之く
7/26(火) 38.火沢睽の二爻変、火雷噬嗑に之く
7/27(水) 26.山天大畜の上爻変、地天泰に之く
7/28(木) 55.雷火豊の五爻変、沢火革に之く
7/29(金) 05.水天需の二爻変、水火既済に之く
7/30(土) 32.雷風恆の二爻変、雷山小過に之く
7/31(日) 08.水地比の三爻変、水山蹇に之く

8/1(月) 38.火沢睽の三爻変、火天大有に之く
8/2(月) 60.水沢節の四爻変、兌為沢に之く
8/3(水) 11.地天泰の初爻変、地風升に之く
8/4(木) 62.雷山小過の初爻変、雷火豊に之く
8/5(金) 28.沢風大過の三爻変、沢水困に之く
8/6(土) 09.風天小畜の初爻変、巽為風に之く
8/7(日) 21.火雷噬嗑の上爻変、震為雷に之く
8/8(月) 46.地風升の上爻変、山風蠱に之く
8/9(火) 26.山天大畜の初爻変、山風蠱に之く
8/10(水) 47.沢水困の三爻変、沢風大過に之く
8/11(木) 57.巽為風の二爻変、風山漸に之く
8/12(金) 21.火雷噬嗑の四爻変、山雷頤に之く
8/13(土) 61.風沢中孚の上爻変、水沢節に之く
8/14(日) 54.雷沢帰妹の三爻変、雷天大壮に之く
8/15(月) 57.巽為風の初爻変、風天小畜に之く
8/16(火) 60.水沢節の三爻変、水天需に之く
8/17(水) 33.天山遯の上爻変、沢山咸に之く
8/18(木) 42.風雷益の五爻変、山雷頤に之く
8/19(金) 17.沢雷随の四爻変、水雷屯に之く
8/20(土) 31.沢山咸の五爻変、雷山小過に之く
8/21(日) 43.沢天夬の初爻変、沢風大過に之く
8/22(月) 49.沢火革の上爻変、天火同人に之く
8/23(火) 47.沢水困の上爻変、天水訟に之く
8/24(水) 05.水天需の五爻変、地天泰に之く
8/25(木) 26.山天大畜の上爻変、地天泰に之く
8/26(金) 33.天山遯の五爻変、火山旅に之く
8/27(土) 19.地沢臨の初爻変、地水師に之く
8/28(日) 30.離為火の二爻変、火天大有に之く
8/29(月) 38.火沢睽の三爻変、火天大有に之く
8/30(火) 15.地山謙の二爻変、地風升に之く
8/31(水) 08.水地比の三爻変、水山蹇に之く

9/1(木) 15.地山謙の三爻変、坤為地に之く
9/2(金) 13.天火同人の二爻変、乾為天に之く
9/3(土) 06.天水訟の三爻変、天風姤に之く
9/4(日) 16.雷地豫の初爻変、震為雷に之く
9/5(月) 38.火沢睽の二爻変、火雷噬嗑に之く
9/6(火) 19.地沢臨の初爻変、地水師に之く
9/7(水) 14.火天大有の初爻変、火風鼎に之く
9/8(木) 06.天水訟の初爻変、天沢履に之く
9/9(金) 53.風山漸の初爻変、風火家人に之く
9/10(土) 21.火雷噬嗑の初爻変、火地晉に之く
9/11(日) 34.雷天大壮の上爻変、火天大有に之く
9/12(月) 36.地火明夷の三爻変、地雷復に之く
9/13(火) 51.震為雷の四爻変、地雷復に之く
9/14(水) 33.天山遯の四爻変、風山漸に之く
9/15(木) 32.雷風恆の二爻変、雷山小過に之く
9/16(金) 14.火天大有の初爻変、火風鼎に之く
9/17(土) 29.坎為水の上爻変、風水渙に之く
9/18(日) 11.地天泰の上爻変、山天大畜に之く
9/19(月) 19.地沢臨の初爻変、地水師に之く
9/20(火) 63.水火既済の初爻変、水山蹇に之く
9/21(水) 63.水火既済の三爻変、水雷屯に之く
9/22(木) 26.山天大畜の四爻変、火天大有に之く
9/23(金) 44.天風姤の上爻変、沢風大過に之く
9/24(土) 44.天風姤の五爻変、火風鼎に之く
9/25(日) 25.天雷无妄の初爻変、天地否に之く
9/26(月) 32.雷風恆の上爻変、火風鼎に之く
9/27(火) 09.風天小畜の三爻変、風沢中孚に之く
9/28(水) 62.雷山小過の三爻変、雷地豫に之く
9/29(木) 24.地雷復の五爻変、水雷屯に之く
9/30(金) 39.水山蹇の二爻変、水風井に之く

10/1(土) 30.離為火の三爻変、火雷噬嗑に之く
10/2(日) 34.雷天大壮の二爻変、雷火豊に之く
10/3(月) 10.天沢履の五爻変、火沢睽に之く
10/4(火) 11.地天泰の上爻変、山天大畜に之く
10/5(水) 07.地水師の初爻変、地沢臨に之く
10/6(木) 11.地天泰の二爻変、地火明夷に之く
10/7(金) 41.山沢損の上爻変、地沢臨に之く
10/8(土) 40.雷水解の上爻変、火水未済に之く
10/9(日) 45.沢地萃の四爻変、水地比に之く
10/10(月) 16.雷地豫の二爻変、雷水解に之く
10/11(火) 35.火地晉の五爻変、天地否に之く
10/12(水) 28.沢風大過の上爻変、天風姤に之く
10/13(木) 47.沢水困の五爻変、雷水解に之く
10/14(金) 05.水天需の五爻変、地天泰に之く
10/15(土) 20.風地観の二爻変、風水渙に之く
10/16(日) 27.山雷頤の初爻変、山地剝に之く
10/17(月) 26.山天大畜の五爻変、風天小畜に之く
10/18(火) 40.雷水解の上爻変、火水未済に之く
10/19(水) 32.雷風恆の二爻変、雷山小過に之く
10/20(木) 23.山地剝の五爻変、風地観に之く
10/21(金) 29.坎為水の五爻変、地水師に之く
10/22(土) 29.坎為水の五爻変、地水師に之く
10/23(日) 38.火沢睽の上爻変、雷沢帰妹に之く
10/24(月) 50.火風鼎の四爻変、山風蠱に之く
10/25(火) 06.天水訟の二爻変、天地否に之く
10/26(水) 03.水雷屯の三爻変、水火既済に之く
10/27(木) 15.地山謙の三爻変、坤為地に之く
10/28(金) 43.沢天夬の二爻変、沢火革に之く
10/29(土) 16.雷地豫の五爻変、沢地萃に之く
10/30(日) 21.火雷噬嗑の初爻変、火地晉に之く
10/31(月) 64.火水未済の上爻変、雷水解に之く

11/1(火) 27.山雷頤の四爻変、火雷噬嗑に之く
11/2(水) 16.雷地豫の二爻変、雷水解に之く
11/3(木) 31.沢山咸の五爻変、雷山小過に之く
11/4(金) 20.風地観の四爻変、天地否に之く
11/5(土) 17.沢雷随の初爻変、沢地萃に之く
11/6(日) 35.火地晉の三爻変、火山旅に之く
11/7(月) 02.坤為地の初爻変、地雷復に之く
11/8(火) 19.地沢臨の四爻変、雷沢帰妹に之く
11/9(水) 37.風火家人の五爻変、山火賁に之く
11/10(木) 59.風水渙の上爻変、坎為水に之く
11/11(金) 35.火地晉の初爻変、火雷噬嗑に之く
11/12(土) 12.天地否の四爻変、風地観に之く
11/13(日) 26.山天大畜の上爻変、地天泰に之く
11/14(月) 31.沢山咸の初爻変、沢火革に之く
11/15(火) 22.山火賁の上爻変、地火明夷に之く
11/16(水) 20.風地観の初爻変、風雷益に之く
11/17(木) 10.天沢履の初爻変、天水訟に之く
11/18(金) 03.水雷屯の三爻変、水火既済に之く
11/19(土) 42.風雷益の初爻変、風地観に之く
11/20(日) 49.沢火革の上爻変、天火同人に之く
11/21(月) 25.天雷无妄の二爻変、天沢履に之く
11/22(火) 58.兌為沢の上爻変、天沢履に之く
11/23(水) 18.山風蠱の二爻変、艮為山に之く
11/24(木) 22.山火賁の二爻変、山天大畜に之く
11/25(金) 62.雷山小過の三爻変、雷地豫に之く
11/26(土) 17.沢雷随の四爻変、水雷屯に之く
11/27(日) 51.震為雷の四爻変、地雷復に之く
11/28(月) 12.天地否の三爻変、天山遯に之く
11/29(火) 44.天風姤の初爻変、乾為天に之く
11/30(水) 48.水風井の初爻変、水天需に之く

12/1(木) 56.火山旅の五爻変、天山遯に之く
12/2(金) 35.火地晉の三爻変、火山旅に之く
12/3(土) 43.沢天夬の五爻変、雷天大壮に之く
12/4(日) 20.風地観の五爻変、山地剝に之く
12/5(月) 52.艮為山の四爻変、火山旅に之く
12/6(火) 54.雷沢帰妹の五爻変、兌為沢に之く
12/7(水) 56.火山旅の初爻変、離為火に之く
12/8(木)19.地沢臨の五爻変、水沢節に之く
12/9(金) 52.艮為山の四爻変、火山旅に之く
12/10(土)19.地沢臨の五爻変、水沢節に之く
12/11(日) 53.風山漸の五爻変、艮為山に之く
12/12(月) 61.風沢中孚の二爻変、風雷益に之く
12/13(火) 22.山火賁の上爻変、地火明夷に之く
12/14(水) 47.沢水困の初爻変、兌為沢に之く
12/15(木) 27.山雷頤の二爻変、山沢損に之く
12/16(金) 13.天火同人の上爻変、沢火革に之く
12/17(土) 12.天地否の五爻変、火地晉に之く
12/18(日) 44.天風姤の初爻変、乾為天に之く
12/19(月) 38.火沢睽の四爻変、山沢損に之く
12/20(火) 35.火地晉の初爻変、火雷噬嗑に之く
12/21(水) 31.沢山咸の三爻変、沢地萃に之く
12/22(木) 48.水風井の五爻変、地風升に之く
12/23(金) 17.沢雷随の上爻変、天雷无妄に之く
12/24(土) 52.艮為山の三爻変、山地剝に之く
12/25(日) 45.沢地萃の二爻変、沢水困に之く
12/26(月) 58.兌為沢の三爻変、沢天夬に之く
12/27(火) 08.水地比の四爻変、沢地萃に之く
12/28(水) 45.沢地萃の上爻変、天地否に之く
12/29(木) 28.沢風大過の五爻変、雷風恆に之く
12/30(金) 25.天雷无妄の初爻変、天地否に之く
12/31(土) 26.山天大畜の初爻変、山風蠱に之く

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2016年の井上淳之典10大ニュース(項目のみ)

しばらく更新が滞っておりましたが、そろそろ再開しようかと。


まずは、いつもお正月明けに投稿しているんですが、

前年一年間の10大ニュースです。

明日から一つひとつ詳細を記していくつもりでいますので、

今日はとりいそぎ項目のみでご勘弁を!


1.吉本隆明さんの著書と出会い直し
2.らくだメソッド学習プリント2000枚
3.東員教室(兼事務所)11年の歴史にピリオド
4.1日1卦を365日継続
5.ミルで豆を挽いてコーヒーを淹れる
6.中村教室の新展開

7.出張寺子屋(企画協力案件)の展開

8.自宅のリフォーム

9.安定した体調
10.blog毎日更新を約半年継続

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易は現状把握のためのツール

易ーカメレオン

今年のお正月から一日一卦を始めたきっかけをこちらの記事で書きました。

そもそも易ってなんでしょう?

「易」という漢字の成り立ちは、身体の色をまわりに合わせてすぐさま変えることができるトカゲを示す象形文字のようです。

昔から「吉凶は糾える縄の如し」と言われますが、常に吉が良いことで凶が悪いこととは限りません。

なぜなら、生老病死、諸行無常、盛衰興亡、富貴貧賤・・・等々、万物はつねに流転していて、吉は凶に、凶は吉に容易に反転し得るからです。

つまり、刹那的に一つの現象を捉えれば吉や凶は言えても、長い時間のスパンで捉えたときにはそうではなく、中国4000年という長い歴史が培ってきた猜儔修療学瓩易の本質のようです。
 
皆さん「易者」といえば、おそらく占い師のこととおもいますよね。

たぶん「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ということわざを聞いたことがあるとおもうのですが、単に未来を予想する非科学的な占いだと捉える人が多いことでしょう。

占いなんて単なる遊びや余興の類のもので、そんなものに未来を託すような姿勢は馬鹿げているとかんがえる人も少なくないかもしれません。



実はわたしも20代の半ば頃まではそのようにおもっていました。

でも、マクロビオティックの創始者・桜沢如一が書いた「無双原理・易」という本を読んで、自然の法則や摂理を表現しているという点では非科学的というよりはむしろ科学的といえるもので、人間世界の真理を解き明かした思想・哲学だと知りました。

最初は何が書いてあるのか、チンプンカンプンでしたが、それでも20代の後半頃から、少しずつ易を読み解きながら、その本質について考え続けてきました。


10年前からお世話になっている主治医が易に詳しい方だったことがきっかけとなって易と出会い直し、最近のわたしは、無意識に潜んでいるものや、今の自分が見逃している盲点を浮き彫りにしてくれるという点で、犖従把握瓩里燭瓩離帖璽襪箸いΠ廚梁μ未肪緻椶靴討い泙后
 
それに、なぜ「当たるも八卦、当たらぬも八卦」かといえば、その言い回しも間違っているわけではなく、当然のことだと腑に落ちたんです。

なぜなら、現状を観ずして易に期待すれば当たらず、易のご託宣を手がかりに現状を正確に把握しようとするなら、自ずと未来は見通せるのですから。

つなり、易に未来を託すのでなく、自らの道を切り開く手段として主体的に捉えているかどうかがポイントなのでしょう。

 
太極図.jpg


それにしても、すべては太極から生まれ出でて変化した・・・「陰」と「陽」というたった2種類の記号の組み合わせのみで、この世の現象を64通り(8×8)に解釈し、森羅万象を表現しようとした易のシステムは、非常にシンプルで明快なものですね。
 
こんな記事もみつけたんですが、コンピュータの0と1からなる二進法も、陰と陽との組み合わせと捉えれば、易の世界そのものですし・・・。


古代の昔からコンピューター・テクノロジーの現代に至るまで、ほとんど手直しを必要とせず残ってきているという点で、その4000年以上にわたる歴史の流れと知恵と体験の集積ぶりにはただただ驚嘆するばかりです。

次の図は、数学者・哲学者のライプニッツが見ていたとされる易の64卦図。

64卦_ライプニッツ.jpg

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今日は天火同人の卦が立ちました

天火同人 四変爻

すこし前の2/21の記事に毎日易を立てるようになったきっかけについて書きました。

本日3/2(水)の卦は

13.天火同人の四爻変、風火家人に之く

と出たんですが、つんどくらぶの第3回を行った2/18も天火同人の卦が立ったことをおもいだしました。

その日がまさに人が集まってくる読書会イベントを予定していたこと、そして、あとに引用してご紹介しますが、この天火同人の卦の解説として書かれている文章が、その日のイベントで採り上げる本『先生はえらい』に書かれている中身に直結する内容で大層驚いたからです。

「どうしてこんなことまでわかるんだろう〜」っておもってしまったんですが、本当に易ってフシギです。でも、中国3000年の歴史が詰まっているわけですから、当然といえば当然なのでしょうが。

河村真光さんの著書『易経読本 入門と実践』より、天火同人の卦についての記述を以下に引用してご紹介します。


【卦辞の原文】
同人は、野(や)に于(おい)てす。亨(とお)る。大川(たいせん)を渉(わた)るに利ありし。君子の貞(てい)に利あり

【卦辞の解説】
天火同人の同人とは志を同じくする者を同(あつ)めることである。そのようにして同(あつ)めた者を同志という。その同志を見つけるには、「同人は野に于(おい)てす」、この野とは原野のこと。つまり町中でも町外れでもなく、それよりはるか人里離れた荒野で見出す。要するに、人を選ぶにあたっては、私情を交えたり、手軽な方法を採るべきではない。氏素性や世間の肩書きなどにとらわれず、あくまで公平無私に行わなければならないとするものである。人材集めに縁故採用など百害あって一利無しというわけである。
同人の卦は、上に天の剛健があり、下に火(離)が従っている。一般に易では、当方と相手との関わりを卦で示す場合、下卦を当方、上卦を相手側とみなすが、この場合、上を目指す天を自分とし、追いかけて燃え上がる火を相手とみなしている。即ち同類としての<天と火>を同じ志を抱く者とし、この卦を同人と表現した。
人は各人各様さまざまな主義主張を持つが、しかし世の中には似た者同士がいる。そうした同志が結集し、一旦事にあたるなら、そこに強力な磁場が発生し、本来の何倍もの力を発揮することがある。塞がった事態を打破し、危機を乗り切るには、人と人とのつながりこそは、何者にも替えがたい決定的な要因となる。
そうした真の同志が何か1つの事を為すとすれば、当然「亨る、大川を渉るに利あり」、願い事は通り、大川を渡るような大事も成功すると。続いて、「君子の貞に利あり」これは一般に、君子として貞しい道を踏むならばという解釈がよくなされる。しかしこの場合はさらに同志を集めるには、それを行う者がまず目利きでなければならないことを意味する。世間の評判や既成の権威にとらわれない独自の眼力が要るからである。つまりそれさえあれば「利あり」、願い事は見事に成就する。
ただし真の同志を得るには、求める者も力量、器量を問われる。人はそれぞれ器量に応じて集まり、あるいは離れていく。同志といえども、元は赤の他人である。これまでまったく別の世界で過ごしてきた者が、大勢の中から互いに相手を見出すことで、初めて同志として結ばれる。人々がそのようにして結集すると、たちまち強力な威力を発揮するのも、ここには巡り合わせというおよそ計算しがたい要因が介在しているからである。不思議な出会いほど後になって力を発揮する。
だが同人の錯卦が地水師であることも忘れてはならない。同人が力を結集し合い勢いが盛んになれば、それが高じていつか驕りが出て、次は一点争乱を表す師となる危険もこの同人の背後にはひそんでいると戒める。

【象徴】
・同じ考えをした者が周りに集まってくる。類は友を呼ぶ。
・常識にとらわれず、また小異にこだわらず、今は果敢に進むべき時である。
・好機を逃してはならない。


【事例】
人は自分の器量の範囲内でしか、他人を理解することはできない。自分が正しく理解されることが稀であるように、相手を完全に理解するというのは、実際には容易ではない。しかしたいていは、相手のことをお互いにわかったと思い込んでいる。
だがその多くは、希望的な観測や憶測で、場合によってはまったくの誤解に基づいて、相手を理解していると錯覚している。時間が経ち関係がこじれると、互いに相手に不信を感じ背信をなじるが、もともとその関係が最初誤解で成り立っていたなら、当然の帰結でもある。これをたいていはうっかりする。
相手を完璧に理解するというのは、厳密に言うなら、まず絶望的である。いくら親しい仲でも、たとえ親子や夫婦の場合であっても、時には誤解している。お互いに相手を完全に理解しているという幻想を抱かぬことが肝要である。
もともと自分のことすら、本当はわかっていないのに、他人のことがわかる筈がない。ハンドルの遊びのように、そこにはゆとりが欠かせないのである。わかっていると思っているだけで、本当はわからない部分もまだ残っていると考えた方がよい。
しかし天下同人の場合、つまり志を同じくする同士というのは、そこが少し違うのである。そうした誤解が根底にある関わりではなく、正真正銘、理解し得る仲間である。自分のことはわからないが、相手のことはほとんど100%正しく理解し得る、そうした非常に稀な関わりである。やはり世間は広い。そうした同志がこの空の下には、どこかにいるのである。
何十年付き合っても、あるいは一生かかっても、結局理解しがたい相手もいる。しかし一瞬で、ほとんど理解できる相手もいる。何を考え、何を言っているのか、自然と伝わる関係である。同人における同志とは、そうした関わりである。
そうした者が結集するなら、「亨る、利あり」は当然だろう。だが、そのような同志は、「野において」探さなくてはならない。これが肝心である。この場合の 「野」は、人里離れた原野を意味するが、要するに思いがけない所である。いかにも出会えそうな場所ではなくて、とんでもない所にそうした同志はいると卦辞は言っている。
易を立ててこの卦を得たなら、尋ねる問題が何であれ、当人が何か誤解をしていないか、まずはそれをよくただすことである。次に問題解決の鍵は、何をさておき「野において」探すこと。そこには意外な答えがひそんでいる。
 
河村真光著『易経読本 入門と実践』(光村推古書院)より

本日の変爻(
四爻変)についてはこちらのページをご覧ください。

 
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借り物の言葉を語ること、人真似をする生き方を憚る事なかれ

先日ある大学生が「引用じゃなく自分の言葉で」と書いていた文を読みました。

わたしはどちらかといえば、若い人たちに対して常々そうした考え方と逆のこと・・・つまり、「自分の言葉であるかどうかにとらわれず、もっといろんな人の考え方を引用、参照、実践したほうがいいんじゃないか」とおもうことが多いので、今日はそのことについて書いてみようとおもいます。


このblogでもいろいろな人の言葉を紹介していますね。

たとえば、わたしがAさんの言葉を引用するとしましょう。

わたしはAさん
とは同じ人間ではないので、「Aさんが使っている意味や理解」と「わたしが使っている意味や理解」とは、ずれていて普通というかあたりまえです。

そのように、Aさんと自分とは同じではなく所詮借りものにすぎないと認識したうえでAさんの言葉を引用する行為は、何ら問題がないばかりか、Aさんから学ぶということは、そこからしか始められないのではないかとおもうのです。

Aさんの言葉をそのまま引用したり、まずAさんの書かれているとおりにやってみる実践を経ずして、具体的にどうやってAさんから学ぶのですか? と
逆に聞きたいのですが・・・


そもそも、「学ぶ」という言葉の語源をたどると、「真似る」→「まねぶ」→「まなぶ」であって、「真似(まね)る」ことは「学ぶ」のはじまりでありモトだとおもうんですね。

学習のプロセスを表現する言葉としてよく言われる「守破離」の「守」の段階です。

たとえば、赤ん坊は、
耳から入ってくる親の言葉をそのまま真似ることから始めて言語を獲得していくものですし、小さな子どもが、それまでに聴いたことがないような言葉を、いきなり自分から語り始めることなんてほとんど起こり得ません。

つまり、「模倣」は「学び」の第一歩で、必ず通過す
べきプロセスともいえます。

自分の身近な人や自分が素晴らしいとおもう人の生き方を「
真似る」ことや「盗む」ことなくして、いきなりオリジナルものなど生まれようはずもないのではないかと。

最近の若い人たちを見ていてフシギにおもっていることは・・・こういう十把一絡げな言い方は好きではないし、たまたまわたしの身の回りがそうなのかもしれませんが、若い人ほど多く見られる傾向は明らかであるように感じているので敢えて書くんですが・・・なぜ身近な人、自分が素晴らしいとおもう人をみつけて、その人の生き方を、まずそのとおりに真似てみようとしないんだろう?ということです。

「真似る」ことをしないために、本来であればしなくてもいい回り道をイッパイしているように感じるのですが・・・まあ、「真似てみよう」とおもうような、モデルにしたくなるような大人が身近にいないということもあるのかもしれませんね。

でも、じつは、真似るべきモデルなんていうのはそもそも存在せず、極論のようにおもえるかもしれないのですが、真似るモトというのは、それこそ誰であってもいいんじゃないかと。

皆さんおそらく夏目漱石の小説『こころ』を高校時代に現代国語の教科書で読んだとおもいます。

『こころ』はわたしが高校時代にもあったんですが、そのストーリーとは、どんな人なのかよくわからない人とある日であい、その人のことをいつしか「先生」と呼ぶようになっていく。

でも、その「先生」は、結局遺書をのこしてひとりで死んでしまう・・・こんな不思議な話なのに、いまでも変わらず高校の教科書に収められているのはなぜなのかというのは、考えてみる価値があるのではないかとおもうんです。

このあたりは、こんど2/18に予定している第3回つんどくらぶで採り上げる内田樹さんの『先生はえらい』に詳しいので、気になる方は読んでみて下さい。


・・・いえ、「借り物の言葉でなく、自分の言葉で語る」姿勢が大事という考え方を否定したいのではありません。そのこと自体は何ら間違いないのです。

でも、本当に「
自分の言葉」といえる言葉って、どれだけあるのでしょう?

たとえば、自分がこうして使っている言葉も、きっとすでに誰かが過去に使ったことでしょうし、真にオリジナルと言えるものなんて、実はほとんどなく、「自分の言葉」とか「個性」というところに必要以上にこだわってしまうと、逆に何も語れなくなるのではないかとおもうのです。



まえに、こちらの記事で、高橋悠治さんの書いたバッハの編曲についての文章を紹介したことがありました。

バッハの音楽は、わたしの中でも数ある音楽のなかで別格扱いに値するほどの存在で、クラシック音楽の中でもオリジナリティが高い素晴らしい音楽だと認識しています。

でも、その中身はといえば、多くがバッハではない過去の作品の引用だったり、バッハ自身が過去に書いた音楽の書き直しだったりするのです。

このことは、無からの創造が真のオリジナリティではなく、無からの創造などということは、現実にはほとんどないということを示しているのではないかと。



ところで、いつの頃からか、「〜さんにあこがれる」「〜みたいになりたい」という言葉がほとんど聞かれなくなりました。

「みんなちが
って、みんないい」と書いた金子みすず氏の考え方は、たしかに素晴らしいとおもいます。

でも、いまの日本の社会が、「みんながちがっている」ということが大前提として受け入れられ、そうした原理に基づいて成り立っている社会かと問えば、残念ながらそうではないのでは?とおもうのです。

最近では、どうも「人はみな生まれながらにして個性をもつ」とい
う話が無条件に信じられているように感じるのですが、「個性」って本当にそういうものなんだろうか?と。

他人の言葉を引用したり、人真似をしたりすることがダ
サくて、良くないこととされてしまう風潮はいかがなものでしょう。

よって、わたしは、

「借り物の言葉を語ること、人真似をする生き方を憚ることなかれ!」と言いたいのです。


どんなにうまく真似たところで、その人にはなれないし、真似ることによってその人と自分との
間にどんなズレや違いがかが必ず見えてくるはずです。

言い換えれば、真似ようとしないことには、学ぼうとしていることの価値もズレもわからないのではないかと。

もちろん、「個性」や
「オリジナリティ」というものは、各々にもともと備わっているものです。

でも、自分の個性なんて
そんなに簡単にはわからないし、いろいろやっていくことでだんだんとオリジナリティが発揮されていくものだとおもうんですね。

どんなに真似ようとしても真似られない
もの、個々のズレを確認し、それをちゃんと見つめた先にこそ、にじみ出てくるものではないでしょうか。

『声に出して読みたい日本語』の著者、齋藤孝氏は、<子どもに伝えたい三つの力>として、.灰瓮鵐販蓮瞥很麥蓮質問力) 段取り力 まねる盗む力 の3つを挙げているんですが、「まさにそのとおり!」とおもうのです。

「わたしはこの人のよ
うになりたい」というあこがれの人、自分にとってのロールモデルをもつことを、今の時代もっともっと重視されていいのではとおもうのですが、いかがでしょうか。

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