往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。


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子どもたちの服薬でのらくだ的対応

寺子屋塾では、単に勉強が出来るだけでなく、「勉強しなさい!」と言わなくても、自分から進んで勉強するボランタリーな人間が育つように、と考えています。

らくだメソッドを採用しているのは、この教材が、そうした指導をする上で非常に有効だと考えているからですが、なぜ、「勉強しなさい」と言わなくても、進んで勉強するようになるような指導が可能かといえば、昨日のインタビュー記事にもありますが、その秘密は、学習記録表の存在にあります。

学習した結果を記録表に記入していくことで、自分の学習状況や、現在のポジションが見えやすくなるからです。その情報をもとに、これからどうするか、ということを相談するため、私が「勉強しなさい」と命令しなくても、自分の課題に対してこれからどうすればいいかということが、学習していくプロセスで、だんだん自分で判断出来るようになっていくからです。

このことは、いろんなことに応用が可能です。

たとえば、昨年12月にとよおかクリニックへ家族ででかけて以後は、家族全員が毎日漢方薬を服用しているのですが、食前に2種類、食後に1種類というふうに、飲む漢方薬の種類、分量が多く、子どもたちは、薬をのんだかどうかを確認しないとなかなかのみません。

でも、だからといって、ずっと「薬飲んだ?」って確認し続けるのは大変ですし、良くないところを治そうという風に自分自身が自覚していないと、治りも遅くなります。

それで、まわりの大人が確認しなくても、子どもたちが自分から進んで薬を飲むようになるにはどうしたらよいか、ということで考えついたのが、写真1の記録表です。

とりあえず、10月いっぱいは、まわりの大人が薬を飲んだかどうかを確認するのを止め、飲んだらこの表に丸印を書き入れるということで、様子を見ようと提案しました。

11月になったときに、どれだけこの表に丸印がついているか確認し、その後どうするかについては、その時点で相談しようと思っています。

posted by 23:29comments(0)trackbacks(0)pookmark


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