往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。


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つんどくらぶ第1回を終えて

今日は19:00から中村教室で読書会爐弔鵑匹らぶ畭茖渦鵑ありました。

この読書会は、にんげん図書館と寺子屋塾のコラボレーション企画として、にんげん図書館を主宰する山本茜さんとわたしとの間で準備を進めてきたものです。

今回取り上げた本は、平田オリザ著「わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か」(講談社現代新書)です。

わかりあえないことから


この本は3年前の秋に出版されたんですが、一昨年の暮れに平田オリザさんが三重大学へ来られて講演されたときなど、これまでfacebookでもたびたび紹介してきましたし、ファシリテーション講座などでも受講生に積極的に勧めてきました。

でも、数名の方を除いて、「本を読みました」という声を直接聞くことはそれほど多くはなく、読んでみようと本は買ったものの、机の片隅にそのまま積まれておいてあるだけ、という方もすくなくないんじゃないか、とおもうのです。

ということで、そうした積ん読本にも愛の手を!と、読書会のタイトルは「つんどくらぶ(積ん読love)」となった次第です。笑

わたしは他の人と比べれば、おそらく本をたくさん読んでいる部類の人間だとおもいますが、実のところ、読書会と銘打って行われている集まりは、今まであまりやったことがなく、参加したこともほとんどありません。

したがって、実際にいろいろなところで行われている読書会というものが、どんな内容で、どんなやり方で運営されているのかよく知らないのです。

いろんなやり方があるとはおもうんですが、事前に課題図書をしっかり読み込んでおかないといけないとなると、どうしてもハードルが高くなって参加しにくくなってしまい、本好きなひとたちのマニアックな集まりになってしまいかねないように感じていました。

よって、本を深く読み込んでいる人も、まったく読んでいない人も、対等な立場で安心してその場に居られるような会にしよう、ということでいろいろ策を練ったわけですが、ハイライトの部分を中心に、声に出してみんなで音読していき、読んだところについて感想を出し合う、というやり方で進めようということになりました。

ただ問題は、そういう読書会に果たしてニーズはあるのか?参加したいという人がどれだけみえるのかということで、事前に山本さんとは、「まあ、参加者ゼロなら二人でこの本のことを熱く語り合って、ユーストリーム中継でもしようか・・・」と話していたんです。

でも、蓋を開けてみたら今日は何と7名もの方が来て下さり、しかもそのうち3名の方はまったく本を読んでいない方という、願ったり叶ったりという・・・笑

つぎの写真はつんどくらぶ開催中のひとこまです。

つんどくらぶ風景

終了時に、「2時間があっという間でした」と話された方もあり、何とか第1回めを無事終えることができました。ご参加いただいた皆さま有り難うございました。

つぎは、皆さんが語られた内容を書きとめた模造紙です。終了時に今回の課題図書と関連する推薦図書としてご紹介した3冊の書名もはいっています。

つんどくらぶFG

このつんどくらぶは偶数月の第3木曜日19:00〜21:00に開催予定で、第2回は12/17にやります。課題図書は後日発表しますので、このblogやfacebookの投稿記事をチェックしていてください。(^^)/
posted by Akinosuke Inoue 23:59comments(0)trackbacks(0)pookmark


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