往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。


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第2回つんどくらぶのご報告

つんどくらぶ第2回

本を読んでいなくても参加できる読書会「つんどくらぶ」(積ん読LOVE・笑)第2回を12/17(木) 19:00〜21:00 にんげん図書館寺子屋塾分館(寺子屋塾 中村教室)にて行いました。

今回のお題本である講演録『教えない教育、治さない医療』を採り上げた経緯などについては、こちらの記事で書きましたので、お読みでない方はご覧下さい。

事前に申し込まれて来られなかった方が1名ありましたが、7名の方が集まって下さいました。

第1回のときと同じように、お題本から3箇所ほどをピックアップして、その箇所を音読し、2グループに分かれて感想を交換し、全員でシェアしあうというやり方ですすめました。

わたしは全体の進行役を務めたため、意見交換にガッツリ入ることは叶わなかったんですが、一人ひとり感じ方や視点が違いますから、このような場で双方に意見を交換することで、見方がより立体的になりますね。

自分一人だけで本を読んでいると、どうしても解釈が独りよがりになりがちなので。

主催というか共催者であるにんげん図書館・山本茜さんが体調不良で当日来られなかったのが残念でしたが、開始前や終了後にはおいで下さった方同士の交流も進み、有意義な集まりとなったようです。

読書会自体が終了したのは21:20頃でしたが、最後まで教室で話しておられた方をお見送りしたのが22:30頃でしたので。

次回は2/18(木)19:00〜21:00に中村教室で開催を予定しており、お題本は内田樹著『先生はえらい』(ちくまプリマ―新書)に決まりました。

以下は参加された方が終了時に書いて下さった感想文です。

ご参加ありがとうございました。<(_ _)>


●今日の読書会により、山下医師、平井先生の提唱していること、実践していることの根底と、参加者の方と協力して理解し深めていけたと思います。現在のシステムの問題や矛盾にも気づかされました。現在のシステムは、効率が良いようで、本当の意味での生産性に乏しいものであると思いました。問題を生み、対処療法をする繰り返しており、なおかつ人の苦が残り続けていると思いました。
本当に大切で価値があるのは、いかに人が育つかであり、人や本来持っている生命力を大切にするかであると思います。そこでの適切な人との関わり、関係性とは何か? そうした意識と実行が大切であると思いました。
今回の読書会で、犇気┐覆ざ軌薛甅犲さない医療瓩寮こΑ△修海之亳海垢覲悗咾鮖臆端圓粒Г気鵑搬慮海任た気がします。

●「できないこと」に対して悩むことが日々沢山ありますが、その悩むくるしさが自分を成長させている原動力になっているのかなと思いました。病気ふくめくるしさを感じるときは、自分の過去を振り返ってみろというメッセージと捉えて、また人生のパートナーとして生きていきたいと思いました。


●とても有意義な時間を有り難うございました。最近、医療(食、漢方など)に関して、また健康みたいな領域の学びに非常に興味があり、本日は参加させて戴きました。とにかく、この「教えない教育、治さない医療」は何回も読みたいと思います。
自分で決めること、受け入れること、教育も医療も根本は本当に同じなんだなと心から思いました。自分から出てくるもの(それが病気だったり、感情だったり、全てのもの)が、何か自分の気づきの機会を与えてくれて、自分の人生を豊かにしていくという感覚がします。まずは、そのために継続することときめ、日々の自分の変化に気づくこと、そして、意識をもっと拡げていくこと。井上さん、平井さん、山下さんの伝えていることがとても強いつながりがあることが感じられます。でも、それもまだまだ言葉にできないのでもどかしいですが、長い時間をかけて、この素敵な考え方を体感して、学び続けていきたいと思います!! もっと熟読していきます!!


●はじまる前はただ、知っているけど読んだことない本の内容がわかるぐらいの気持ちでしたが、娘をどう育てていくか、迷走し始めていた自分にとって、こんな衝撃的な回になるなどとは!!
ボランティアを始めて井上さんと出会い、自分の考え方は「教えない教育」に近いと感じて、自分なりにいろいろやってきたのですが、いざ自分の子を、ぼくの妻と一緒に育てていくとなったら、なかなか同じようにはできず、思うような環境が与えてやれないとか、いろいろもやもやしたり、諦めたりしてきたけれど、この回で改めて、自分が何をしたかったのか、何を今まで感じてきたのか、ハッキリしました。
明日からの生活にとても役立つ回となりとてもうれしいです。


●ビジョンとミッションは異なる! ビジョンは人間の思考の枠からなかなか超えられないが、ミッション(使命)は方向であり、そこへ向かう為に毎日たんたんとやり続けることで何かが見える。そこには、結果を求める評価もない。あるのはただやると決めるだけ。日々の問題、日々の生活と向き合って、そこから何かに気づき少しずつ変化していくものであるんだと。


●ずっと気になっていた地域資源長屋なかむらへ来れたことが一番うれしかったです。アットホームな雰囲気で、長居してしまいたくなる場所でした。読書会では、「教えない教育」という部分に惹かれての参加だったのですが、「治さない医療」とのつながり、流れを感じ知る中で、大学時代に学んだ福祉や、べてるの家を代表する「当事者研究」という部分が、自分の中にも大きな影響を与えていたのだな、という発見がありました。治さない医療という意識、学びが私の教育に対する考え方につながっているとは……おどろきでした。みなさんとの意見交換、話し合いを通じて、私が考えもしなかったものに出会い、刺激的でした。またお時間合えば参加させて頂きたいです。


●「気づき」を自分に対して出来るか、また、「気づいてあげられるか」という視点に気づかされ、伴走者に成れるか、また自分に伴走者がいるかと考えてみる。と、これを書いてまた「自分」がどれだけ大事なんだろう。自分で決めることが出来て責任を負うことが出来る幸せであることは認識した。

posted by Akinosuke Inoue 23:45comments(0)trackbacks(0)pookmark


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