往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。


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4/3(日)に予定している経営ゲーム塾Bコースについて




今日は4/3(日)午後1:00から中村教室で予定している経営ゲーム塾B(ビギナーズコース・トータルゲームEバージョンを使ったワークショップ)についてすこし書いてみようかと。

この会も昨年10月にスタートし、偶数月に隔月開催しているので次の回で4回目を迎えることになります。

経営ゲーム塾って聞くと、「わたし、会社なんて経営したことがないから無関係なのでは」っておもわれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

たしかに、「経営」ってコトバを聞けば、会社のことだとおもう方が大半でしょう。

でも、経営って会社だけに必要なことなんでしょうか?


ところで皆さん、「もしドラ」知っていますか?

2009年に出版された岩崎夏海さんの小説『もし、高校野球部の女子マネージャーがドラッカーを読んだら』という長いタイトルの略称なんですが、100万部以上売れるミリオンセラーとなりました。

TVドラマ化、映画化されてずいぶん話題になったので、ご記憶の方も多いでしょう。

もしドラの主人公・川島みなみは、野球部のマネージャーをしている女子高校生で、マネージャーとは何かを理解しようとピーター・ドラッカーの『マネジメント 基本と原則』を手に入れて読もうとします。

でも、その本が起業家や会社経営者のために書かれた本だと気がついて、一時は後悔するんですが、そこに書いてある内容が、野球部をどうマネジメントしていけば良いかを実践していく上でも十分適用し応用できることだったと気づく、というストーリー展開でした。

会社でも学校の部活でも、複数の人間が集まってできたものと見立てれば、同じ組織であり一つのチームであることに変わりありません。

また、人間は約37兆の細胞の集まりからできているといわれていますが、一人の人間をひとつの会社と見立てるとすれば、わたしたち一人ひとりもまた、自分自身の経営者と言えるようにおもうのです。


さて、この「経営」とはいったい何でしょうか? 

よく聞かれる言葉に「経営は人なり」がありますね。

いかなる会社といえども、その会社だけ単独で存在しているということはあり得ません。

また、各々の会社を取り囲む外的な環境は、ひとつとして同じでなく、しかも常に変化し続けていますから、「経営とは何か?」という問いに対し、客観的に誰もが正しいと判断できるような唯一の解は無いのではないかと。

もし、「こうすれば経営がうまくいく」「こうすれば誰もが利益を出せる」という正解がどこかにあったならば誰も苦労しないでしょうし、みんなが社長をやっているでしょうから。

よって、外側に正解を求めようとしてもどだい無理な相談で、そこで問われているのは他ならない経営者自身なのでしょう。

つまり、経営者にとって最も重要なテーマは、自分自身といかに向き合うかであって、この問いへの答えは一人ひとりの中に個別にあり、自分で見つけるしかないようにおもいます。


経営ゲーム塾は、経営ノウハウとか、何か決まった正解を教えようとするものではなく、一人ひとりが会社社長になり、経営や会計の実務をゲームの形で楽しくプレイしながら、市場とは? 競争とは? 投資とは? 雇用とは?・・・等々経営の本質について、一緒に考え見出そうとする参加体験型の実践的ワークショップです。

Bコースは、ビギナーズのためのコースという意味で、おもに主婦、サラリーマンなど、現実には経営者の立場ではない方を対象にしていて、実世界でも経営者の方、将来経営者を目指そうという方には、別途アドバンスコース(Aコース)をご用意しています。

毎回、ルールの説明を練習しながらゆっくりすすめていますし、初めての方でも安心してご参加いただけます。

今回の会場は、寺子屋塾中村教室です。

定員が8名と少ないので、参加をお考えの方はお早めにお申し込みを!(^^)/


以下は、過去トータルゲームEバージョンのワークショップに参加された方の感想文です。

●皆さんとコミュニケーションを取りながら楽しく経営のしくみや自分の性格を知ることができました。どうしても思考が狆,蘇蕕鵜瓩砲覆蠅修Δ覆海箸發△蝓⊆分と市場のバランスだけでなく、相手の会社を含めて「全体」なのだと気づきました。もっとつきつめてトータルゲームやってみたいです。


●このゲームは小手先でやろうとおもうと儲からないですね。自分の性格を考えたとき、自分に損がでないようなことしかしたくないというのは、やっぱり欠点だなあと感じました。また、市場の流れが悪い状況というのは純粋にマイナスで、いかに循環させていくかが大事ですね。


●全体を見ることの大切さ、先を見通すことの重要さ・・・経営だけでなく全てに言えることかなと感じました。


●納税できるようになったところを見てもらおうと今回参加しましたが、唯一の倒産者となりました。失敗からしか学べないとは思っていながら頭が悪いというか、要領の悪い自分に正直淋しい思いです。ただ、あまり一喜一憂しすぎず次のチャンスを待ちたいです。経営も仕事もこのゲームも「いかに続けるか」のマラソンであり、土俵から降りないことでしか「!」の幸運に恵まれないのだから。それにしても、万能策はないにしてもコツは掴みたいものです。複雑ですが、本日も楽しかったです。


●もっと場数を踏んでみたいと思った。現実の世界は利益の奪い合いやいかに安くさせるか?という旧型の行動パターンがまだまだ幅をきかせていると感じているのですが・・・うまく書けないのですが、そういう現実のなかにあっても、このゲームでの学びを実生活で活かしていきたいと感じています。


●初めてやったゲームだから新鮮で楽しかったです。経営者になった楽しさとともに責任感も感じました。「バランスを考えるのが経営センスを磨く第1歩」の言葉が心に残りました。



 
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posted by Akinosuke Inoue 12:37comments(0)trackbacks(0)pookmark


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