往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。


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つんどくらぶ 第10回のご報告

風邪の効用


昨日4/20夜に開催したつんどくらぶ第10回のご報告を。
 

今回のお題本は野口晴哉さんの『風邪の効用』でした。

写真は1962年に全生社から出された単行本です。
 

この本については、以前にも何度かこのblogでは紹介しているので、
本の概要についてはこちらの記事こちらの記事をご覧ください。
 
今回は5名の申込者のうち3名が直前にキャンセルとなり
前回、前々回が満席(8名)だったため、
参加2名というやや淋しい集まりとなりましたが、
そのぶん少ない人数でじっくり本を読み込んで、
濃密なやりとりができた感じがしています。
 
わたしが最初にこの本を読んだのはもう20年以上も前のことですが、
今回再読してみて、
人間の身体や心の性質や仕組みをきちんと把握することや
タイミングを見計らって対処することの大事さを改めておもいました。

 
以下、ご参加くださったお二人の感想文です。
 

●今回初参加で、本を読んでなくても良いということで、読まずに参加させて頂きましたが、やはり読んでおいた方がもっと深く考察できたかな、意見交換できたんじゃないかなと思いました。それでも楽しませていただきましたし、発見やなるほど!と思うことが沢山あったなと感じることができ良かったです。潜在意識や空想の方向づけによって風邪の活用というか、良くも悪くもするという考え方が非常に興味深く、もっと掘り下げて知っていきたいお話、考え方だなと思いました。猊邪瓩箸い症状から普段の生活、しいては人生への影響につながっていく感覚は、なんだかスリリングだなと感じました。これからの日々にどう活用していくのか、自分なりに考えて、自覚をもって行動していきたいと思います。

 

●今回は参加者が少なかったこともあり、個々人の意見をよく聴くことができたかと思います。お題となった『風邪の効用』は、何となくつかみどころが得られず、一人で読んでいた時は、なかなか心に落ちてみませんでした。ですが、一人ひとりが声にして読み、それを聴くことで、何気なく読み飛ばして居た部分に実は大きな意味があり、「風邪」だけに必ず生活全般に通じるものがあることがよくわかりました。なかでも「空想の方向付け」は目からウロコが落ちた感がしました。他人から自分に対して及ぼされる影響、また逆に自分から人に対して及ばせる影響。一度方向付けられてしまうと、自分の意志ではなかなか訂正できないという、なんとももっともだと思いました。
 心と体の相互関係は、思いあたることはありましたが、改めて考えてみると全くその通りであります。心が健康であれば、すなわち体も健康であるにちがいない、これからは「ただの風邪だ」と思い流すのではなく、そこから導き出されるモノをじっくり見つめてみたいと思いました。



 
次の写真は意見交換時のメモです。

 
170420第10回意見交換メモ01.jpg


170420第10回意見交換メモ02.jpg


ご参加ありがとうございました。<(_ _)>

次回の読書会つんどくらぶは7月の予定です。
開催日とお題本が決まり次第お知らせしますね。(^^)/
posted by Akinosuke Inoue 23:47comments(0)trackbacks(0)pookmark


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