往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。


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塾生が書いたblog記事から

一昨日から、このblogでは、寺子屋塾で学習している塾生が書いているblogを紹介しています。

今日は昨日紹介したmisa_39のブログを書いている塾生より1ヶ月ほど前に入塾したmasatoさんのblogmasato日記で6月下旬に書いていた記事を以下に紹介します。

 

 

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らくだメソッドで割り算再入門した

「らくだメソッド」

「らくだメソッド」を2月から始めて、4か月目になりました。
これは、平井雷太さんが開発された学習法です。その中でぼくがやっているのは算数のプリントです。
問題は、かつて小学校でやったことと基本としては同じ(だとおもう)。
らくだメソッドでは、「できた」「できてない」をきわめて客観的に評価します。
基準は、1)目安の時間内にできたこと、2)ミスが3個以下であること、のふたつ。
はっきりしているから、自分で評価できます。
自分でおもいたって実行し(プリントをやる)、結果が見えて(採点)、評価(反省)する。
基準が人間の感情みたいにふらふら揺れることなくいつも同じなので、納得して評価を受け入れられます。
このことによって自主的な取り組みができるようになっていると感じます。

割り算っておとなならできるんじゃないの?

2桁とか3桁の割り算ですけど、大人ならできて当然みたいにおもっていました。
というか、できたからこそ小学校を卒業して高校に行ったりして、いま大人になってるわけで。っていう前提。
実は、割り算できてなかったかもしれないってことを隠ぺいしているわけです。
それで大人といわれる年齢(今年で32)になったいま、再び小学生がやる割り算に取り組む。

で、できない。
うすうす予感していましたが、現実に直面。
それでできなかったから、できるようになりたくて練習するようになりました。
するとできるようになっていった。
こういうすごくシンプルに段階を踏んで、「できない」状態から「できる」状態へ移行できた。
重要なのは、先生やら親やらの評価目線を気にせずに、ピュアな学習意欲でやっているということです。
これは自分がやりたいからやっていて、それで充実感をもてているということではないでしょうか。

算数って生活で使わないのでは?

と、おもったこともありました。
けど、算数が少しできるようになると、日常生活がなにかとスムーズに運ぶことが多いようなのです。
なんで?っていうところは、また考えてみたいとおもいます。
今日はここまで。

masatoさんが寺子屋塾で学習を開始されて3ヶ月経った頃に、「masatoさんが入塾されたこの3ヶ月ほどをふりかえって、この寺子屋塾で学習を始められる前の段階で、この教室ではこんなふうに学習できることを想定されてましたか?」と聞いたことがあるんですが、「いや、まったく想像できませんでした。いい意味で期待を裏切られたとおもっています」と話して下さいました。
また、算数の計算を主体としたプリント学習の部分については、今回ご紹介したblog記事に書かれたような感じなんですが、教室で他の塾生やわたしと面談するときの話題など、算数の学習以外の部分については、自分の期待云々以前で、言語化すること自体が難しいと言われました。
もちろんこのことは、masatoさんに限ったことでなく他の塾生もいつも話していることなんですが・・・(^^;)
posted by Akinosuke Inoue 23:39comments(0)trackbacks(0)pookmark


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