往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。


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塾生が書いたblog記事から

10/5からこのblogでは、寺子屋塾で学習している塾生が書いているblogを紹介しています。
 

7人目の今日は、昨年10月かららくだメソッドの学習を開始し、まわりから狢析困舛磴鶚瓩琉称で親しまれている塩坂太郎さんの
Sonomanma Taro no Blog から、7/27に書いていた記事を。
 
太郎ちゃんのblog記事は、いままでにも「なるべく1度で約分しなさい」などをこのblogで紹介したことがあるんですが、らくだメソッドの学習についてなどは、blogのカテゴリーに「教えない教育」をつくって書いていますので、参照してみてください。
 
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「どんな場でもプリントができる“自分”」「どんな自分でもプリントができる“場”」

(小5-20 問題数:50問 ・ 目安の時間:12分)
 

昨日は、家のリビングにて24:30に問題を解いた。
結果は時間14:08のミス5問であった。
正直プリントを解き終わった後に、
このプリントは果たして合格できるのだろうか?
という気持ちになった。
 
今日は、週一の通塾の日であったため、
中村教室にて小5-20のプリントをやった。
 
結果は13:08のミス1問であった。
昨日の結果と比べてみると、
時間は−1分、ミスの数は−4問で、
昨日と比べて大幅に結果が良くなった。
 
まだ、目安の時間内には解けていないけれど、
昨日とは違って、もう少しで合格できそう。
 という気持ちになった。
 
** ** ** **
 
昨日と今日を振り返ってみて、
昨日から今日、結果が良くなっているわけだけれど、
何が自分をできるようにしてくれたのか?という問いが浮かんだ。
 
その時1番に感じたことは、
「自分の頭ができるようになった」ということではないことだ。
 
昨日に比べて、自分の頭の回転が、
 つまり自分の計算力が、
−1分とミスの数−4問という結果につながった。と言い切ることはできない。と思った。
 
もちろん、その要因もあると思うのだけれど、
「それだけが要因だ。」と言い切ることはできないように思う。
 
この−1分、ミスの数は−4問はどこから生まれてきたのか?
それを見つめてみると、
自分を知ること、つまり、自分の現状を把握すること、
自分のできること、できないことを認識することは、
自分の持っている能力(自分が身につけている計算力)を認識することのように思っていたのだけれど、
結果として現れてくる「自分の現状」というのは、
「 自分の今現在持っている能力」と
「自分の能力の発揮力」の2つが絡み合っているものだと感じた。
 
** ** ** **
 
いくら計算力が高くても、
その能力を発揮できなければ、
「できない」という結果が生まれることもある。
 
逆に、あまり計算力が高くなくても、
その能力を最大限に発揮することができれば、
「できる」という結果になる時だってある。
 
「できる」「できない」は、
そういう計算力のような身についている能力と、
その能力を発揮する力によって生まれる。
 
そういう点で、昨日と今日を振り返った時、
「発揮力」に関わる要因にかなり差があるように思った。
 
今日は中村教室でプリントを解いたけれど、
「能力を発揮する」という面において、
家よりも「場」としての力が、かなり自分に働きかけてくれているように思う。
 
そうやって、「できない自分」という
結果として現れてきた今の自分を、
いつも解体して見つめていきたい。
 
「できない」という現実を、
ただ「自分にはまだ力がないから」としてしまうことは、意外と簡単なのかもしれない。
でも、本当に「できない自分」を解体してみると、
「能力を発揮できていない」ということだってあるのかもしれない。
 
1日1枚のプリントを通して、
 「どんな場でもプリントができる“自分”」という点で
自分と向き合うことが多く、その中での気づきがこれまで多かった。
 
けれどこの「能力の発揮」ということを考えると、
 「どんな自分でもプリントができる“場”」という点でも、
自分自身と向き合っていきたいと思った。
 
そういう点で、このプリントと向き合っていくと
また、たくさんの気づきや発見が生まれそうだ。
 
このプリントは、「場づくり」という点においても
人を成長させていく教材なのかもしれないと思いました♩
posted by Akinosuke Inoue 15:31comments(0)trackbacks(0)pookmark


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