往来物手習い

むかし寺子屋では師匠が書簡などを元に往来物とよばれる教科書をつくっていました。
寺子屋塾&プロジェクト・井上淳之典の日常と学びのプロセスを坦々と綴ります。





書くことの可能性ー2/13ことばこ教師塾に寄せて

2/13ことばこ教師塾flyer

昨年4月から名古屋の覚王山にある私塾ことばこにて、
ほぼ月1ペースで「教師塾」という枠組みの連続講座をお手伝いさせて頂いてきました。

「井上淳之典の教えない教育シリーズ」ということで、次回2/13に予定しているプログラムが10回めを迎えるんですが、とりあえずこの回をもって
わたしの担当する講座が一区切りとなります。

これまでの9回でまだやっていない
プログラムがいくつかあるんですが、
最終回の締めくくりに相応しいメニューにということも若干意識し、今回は
狃颪こと瓩箸いΕ董璽泙鯀びました。

狃颪こと瓩砲弔い討蓮ファシリテーションを学ぶ(その2)で、文字を書くことのみに限定せず、描くビジュアルな要素も含めつつ、模擬会議を行いながらファシリテーション・グラフィックを実習するというプログラムを実施しています。

よって、次回の講座の位置づけは、その続編とも言うこともできますが、「書くこと」を、会議のような場面だけに限定せず、その目的についてもファシリテーションといった切り口だけでなく、教育やキャリアデザイン、コミュニケーション一般にまで広げ、ネットワーク社会における「書くこと」の意味と、ツールとしての新たな可能性を探ろうという趣向です。


・・・といっても、コミュニケーション一般まで拡げてしまうと、抽象的にならざる得ず、どうして、こういうテーマが教師塾のプログラムの1メニューとなり得るのか、わかりにくいですよね。

だいたい、わたしの講座は体験と対話が中心の講座なので、言葉の説明でお伝えすることはほとんどできない内容のものではあるんですが、
全10回通して考えたとしても、おそらく次回の内容はわかりにくさの最たるものになるでしょう。(^_^;)


すこしだけ、時代背景的な話とバックボーンとなるわたしの実体験について触れておこうとおもいます。


パソコン、タブレット、ケータイ、スマホ・・・この20年間におけるコンピュータ、インターネットなどIT技術の普及、進化はめざましいものがあります。

初期には電子
メール、ホームページだけだった表現手段も、blogによって誰でもいつでも世界中に向けて手軽に発信することが可能になったばかりか、最近ではtwitter、facebookなどのSNSも普及し、文字を書いて表現することや文字によるコミュニケーションは日常化、一般化してきました。

しかし、その一方で、急激な変化に対応・順応でき
ず、そうした技術を使いこなせない人たちとの格差や断絶(デジタルデバイド)の問題や、IT技術の進化が人と人との接触を減らし、暖かみや曖昧さの少ない社会をつくっていくのではないかという懸念も少なからず存在します。


わたしは、現在の仕事を始めた1994年から2001年までの7年間にわたり、毎日のできごとやふと思ったことをもとに文章や詞を書き、
紙媒体で月刊のニュースレターを発刊し、双方向に交換する実践を日常的していました。

1994年といえばSNSどころか電子メールもbl
ogもない時代で、通信手段はFAXを使っていたんですが、現在のtwitterやfacebookのようなやりとりをFAXで行っていたわけです。

その文章は、「いま、ここ」にフォーカス
しながら公開を前提として書かれ、日記と区別して犢邑蹴忰瓩噺討鵑任い泙靴拭

この
考現学瓩箸いΔ里蓮日本生活学会初代理事長だった今和次郎(1888〜1973)によって提唱、実践されていたもので、日本で生まれた唯一の学術用語とのことです。

らくだメソッドの開発者・平井雷太氏が企画した研修会にゲストとして招かれた上野千鶴子さんがこの
考現学瓩鮠匆陲靴燭海箸発端となり、周辺の人たちとの間でやりとりする文書のことをらくだ考現学瓩覆匹噺討屬茲Δ砲覆辰燭里任靴拭

土器や鉄器などの破片から古代を考察するのが「考古学」であるなら、今という時代の破片から現代を考察するのが「考現学」で、日々の気づきを書きとめる行為は、現代の破片を集める作業にあたるわけです。


わたし自身は、学生時代は国語は5教科の中で一番不得意な科目でしたし、書くことは得意な方ではなかったのですが、7年間にわたって公開を前提に毎日文章を書き続けたこと、月刊の通信を出し続けたことで得たものは計り知れないほど大きかったと感じています。

次回の講座では、そのような実践のなかで
わたし自身が発見したことや学んできたことをふりかえりながら、ネットワーク的なつながりのなかで「書く」こと意味や可能性を探るという趣向です。

今まで同様、一方的なレクチャーではなく、対話を交えながら体験的に学べるプログラムですす。

全1
0回をふりかえっての総集編という位置づけの回でもありますので、今回が初めてという方も大歓迎ですし、気になってたけれど参加できなかった回があったという方は奮ってご参加ください。

facebookイベントページが準備されているので、アカウントをお持ちの方は、こちらのページからどうぞ!



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 ことばこ教師塾 第15回  
  井上淳之典の教えない教育シリーズ・第10弾
 ネットワーク社会と狃颪技術瓩硫椎柔
    〜IT社会における自己編集のための文章術とは?
      
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┃1┃ 日 程
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日時:2月13日(土)
時間:13:00〜17:00(会場12:30)

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┃2┃ 内 容
   ※変更になることがあります ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・よみかき・・・基礎学力とリテラシー
・読書感想文好きですか?・・・作文教育の功罪
・考現学と赤入れ・・・コメント力の重要さ
・猊談瓩
聴覚障がい者だけのツール?
・ピラミッド社会からネットワーク社会へ
・リーダーシップの共同形成
・SNS時代の狃颪瓮灰潺絅縫院璽轡腑鵑箸
・ 和談(質疑&意見交換) など


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┃3┃ 講師の紹介
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井上 淳之典(いのうえ あきのすけ)
1959 年名古屋生まれ。1994年よりらくだメソッド、トータルゲームなどの対話型体験学習ツールを用いた爛札襯侫ザインスクール寺子屋塾瓩鮗膾法「すすん で学ぶ」「自分できめる」をモットーに、個別対応とバリアフリー、相互に創発しあう場づくりを実践中。また、教室経営の傍ら四日市、桑名、いなべ、名古屋 等にてさまざまな地域づくり事業に関わり、NPOや企業、大学等で研修講師、ファシリテーターを務める。四日市市在住。 詳しいプロフィールはblog「往来物手習い」をどうぞhttp://ouraimono.terakoyapro.net/?pid=1

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┃4┃ 参加費 & 定員
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○先生(社会人)・・・3,000円
○大学生・・・2,000円 
○高校生・・・500円

 [ 定員 ]  25名(最低実施人数10名)

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┃5┃ 場所 & 連絡先
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ことばこ(名古屋市千種区末盛通1-23都築ビル5F)  http://on.fb.me/1jsQOfk
地下鉄東山線 《覚王山駅》3番口左へ徒歩1分  目印 1階が動物病院 2階が英会話教室

TEL:052-753-3056 Eメール:oretachihadekiru@gmail.com

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┃6┃ ことばことは?
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大切なことを自分の言葉で語れる人を育てる学びの場。 学習塾、大学生塾、ことばこハイスクール(中・高生主体のプロジェクト)、ことばこカレッジ(大学生主体のプロジェクト)等々実施。
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ことばこ教師塾 第14回がありました

教師塾4

今日は午後から名古屋覚王山の私塾ことばこにて、教師塾の第14回がありました。

わたしの担当としては昨年4月からほぼ月1で開催している教えない教育シリーズの9回目になるんですが、ファシリテーションのスキルで最も難しいとされる犢膂娵狙瓩鬟董璽泙箸掘■寛鵐轡蝓璽困箸靴導催してきたファシリテーション講座の最終回でもありました。

とりいそぎ、参加された皆さんの感想を共有しておきたいとおもいます。

おつかれさまでした!


●本日のゲームで僕は進行役をすることになったのですが、あまり働きかけることはできませんでした。それは多分、僕の中で爐泙困浪燭鯱辰傾腓Δ決めた方がいいな瓩箸いΠ媼韻呂△辰燭里任垢、自分でもどの点に着目して考えたら良いかがわからず、場に働きかけることができなかったことと、話が進んでいっている中で、改めて牴燭鯱辰傾腓Δ瓩鯱辰傾腓うという一言を発する勇気がなかったことが原因だと思いました。
反省は、自分の中で定まっていなかったとしても、むしろだからこそ、そこをていねいに話し合うことが大切だったと思うので、次は自信をもって提案し、働きかけていきたいと思いました。

●自分の知識があっているという思い込みがあると、それが邪魔となって話し合いを左右されると思いました(例えば:食塩は要る、要らない、ウォッカは○○だという)。逆の意見に注目した方がいいということがよく分かりました。あと、人から思われていることと、自分の思っていることもちがうことが多いんだなと思いました。

●今日の感想2つ

,困辰伴分の課題だと感じていたことを、今日改めて強く認識することができました。

◆峭膂娵狙」…あらゆる場面で「感情」に左右されていることを強く思います。話し合うメンバーの絡み合った「感情」を解きほぐす根性と能力(?)が欲しいです。

●ファシリテーションは、「考え方」を考えることなのではないかと感じた。人生は決断の連続です。決断をするときには考えます。決断をするために考え、「考える」ために考える←ファシリテーション?

「考える」ことのために考えるには時間が必要です。話をするときにファシリテーションを行うのであれば、それは話の犂岫瓩覆里なと。物事の本質と順序を考える大切さ!

●まず、一ヶ月ぶりの教師塾で、振り返りから多くのことを学んだ。ファシリテーションとはeasyにすることという解釈が定着してきたと思った(できるかどうかは別として)。前回の未来デザインでやったという理念とビジョンの違いや、方針と方策の違いを落とし込んだ上で今日のぞめた。
メインプログラムのゲームでは、進行役を務めた。順序や流れは上手く使ったつもりだったが、そもそも参加者の意欲などの足並みを揃えることが一番大切だと感じた。そこが揃って初めて、話し合いが対等になると学んだ。

●ゲームをしているという感覚が強くなってしまって、一番大切であった「合意形成」をすることが頭から抜けてしまっていた。話し合いの中で自分の立ち位置を認識することが、合意形成のための役割が見えてくるのかなと思った。
話し合いのルールを決めなかったため、各々意見を出し合って、終盤ごちゃごちゃしてしまった。最初の段階で、どういう話し合いにするのかを決めておくと良かった。そこで、聞くことの大切さが発揮されるのかもしれない。



●テーマについて議論する際に、感情は入ってしまいがちだと感じたので、一歩引いて客観的に物事を見ながら意見をだしていく習慣をつけたいなあと思います。
現状把握が一番大事だと分かっていながらも、実際に議論に入ってしまうと、忘れがちだと感じました。これから何か議論していく時に、現状把握と方向性をしっかり決めてから議論に入るようにしていきたいです。多くの学びがあったので、また帰ったら振り返りたいです!!

●ファシリテーションが必要な場面に突然巻き込まれると(相談、言い争いetc.)習ったポイントをすぐ忘れてしまう。→気をつけたい
知識は諸刃の剣だなと思いました.中途半端な知識は恐いなと。



●今日は有り難うございました。このゲームは過去に何度か体験したことがあり、今回は一歩引いたところから客観的に見させて頂きました。自分が参加している時と一歩引いたときとでは、見えるものも感じるものも違い、とてもいい体験になりました。客観的に見たからこそ分かったことを次は参加者の時に発揮できるようにしていきたいと思います。

●同じ内容での2回目ということで、オブザーバーとしての参加でした。一歩引いた視点で見ると以下のような気づきがありました。
・よく発言する人が良くも悪くも議論の流れをつかさどる

・多数決の意識は思ったより根深いところにある

これを踏まえて、これからの人生に使っていこうと思います。



●合意形成をジャマするのは、自分が正しいという思い込み。まさにこの言葉がグッときました。どこまで自分を信じながら、素直に自分の概念を疑うか。そもそも合意形成とは、牋曚覆訝罎剖δ姪世鬮瓩箸い考えにふれて、スッと落ちた感覚がします。前提条件として、同じ考えを持つ人なんていない。その視点から「見る」ということを全体共通にしたら良かったな、と思った。

●コンセンサスゲームを通じて一番感じたことは、犖従瓩鬚匹譴世運深造剖瓩鼎韻襪海箸できるかで、今のとらえ方も未来への進み方が変わるということです。今日のゲームの問題をみたときに、皆、死と隣り合わせであったと思うけれど、本当の情報や事実をとらえていれば、もしかしたら「大丈夫でしょ」と思えたのかもしれません。今の自分がみている今、未来が妄想であったり、真実でないことに気づかされました。そのためのフィールドワークであったり、現状把握というものの大切さが、前回以上に感じることができました。
また、異なる中に共有できる部分を発見しようとするという捉え方がとても心に残っていて、全てその人の中にしか答えもなくて、誰かに教えられたり、言われたりしたことというのは一時的であり、永続的ではないということをこの教師塾で感じているので、とてもスッキリしました。今後もファシリテーション講座に機会があれば参加していきたいです!!

教師塾1

教師塾2

教師塾3
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未来デザインのこと

来週の日曜日12/20は、名古屋・覚王山にある私塾ことばこにて、教師塾の8回目がありますので今日はそのご案内を。

今回は、10月から始まったファシリテーションを学ぶ講座としては3回めにあたり、「考えるためのフレームワーク」として、グループ討議をしながら「未来デザイン技法」について学ぶプログラムを予定しています。

ファシリテーションというテーマは、とても幅が広く奥行きもあります。

よって、ファシリテーションをどのように学べばよいのか、その学び方は一通りではありません。

ただ、10年ほどガイド役を務めるなかで、どのような順序で学べば良いかを試行錯誤しながらプログラムを組み立ててきて、いまのところ「聞く」→「書く(描く)」→「(みんなで)考える」という流れが私自身は一番しっくりきています。

つまり、「聞く」ことができてはじめて、その聞いた内容を書いて(描いて)表現することができるわけですし、模造紙や付箋などに書かれることによって、内容を複数の人が共有でき、一緒に考えることが可能になるわけですから。

よって、10月の第1回ではインタビューゲームを体験して頂きながら「聞く」ことにスポットを当てたプログラムでしたし、11月の第2回ではファシリテーショングラフィックを体験しながら「書く(描く)」ことにスポットを当てたプログラムでした。

そして今回12/20の第3回で「(みんなで)考える」ことにスポットを当てたプログラムというわけですが、まさにこうした
手順を踏む瓩海箸「考える」ことの根幹をなしていて、会議の進行プロセスのみならず、企画書の作り方や事業計画、人生設計など、幅広く応用可能な「未来デザイン考程」を学ぶ回というわけです。

ただ、このように「手順を踏むことの大切さ」を訴えても、抽象的でわかりにくいですよね。

そこで、今回の講座の開催にあたり、コンピュータの「ハードウェア」「ソフトウェア」という言葉をつかって次のような案内文を考えてみました。


よく知られたコンピュータ用語に「ハードウェア」と「ソフトウェア」があります。ディスプレイやキーボードなど実体のあるハードウェアと呼ぶのに対し、プログラムやマシンの取扱方法など、実体のないソフトウェアと呼ぶわけですが、ファシリテーションのスキルやノウハウは、ソフトウェアにあたると言ってよいでしょう。

ハードウェア・・・たとえば、ディスプレイやキーボードなどを組み立て製品として生産するためには、一定の手順に則った工程が必要ですが、ソフトウェアの開発もこの点はまったく変わりがありません。実体のないものを生産する・・・つまり、集団で話し合いをして何らかの結論を導き出したいような場合にも、一定の手順を踏んだ考程(思考ステップ)があるのです。

今回の講座でご紹介する「未来デザイン考程」は、最新の問題解決学を応用して開発された思考ステップで、会議の進行のみならず、事業計画や人生設計など、大きなテーマにアプローチする場合にも応用可能な、非常に頼もしい強力なフレームワークです。今回の講座では、これを活用したグループワークを実習しますので、これを身につけてあなたのファシリテーションにさらに磨きをかけて下さい。



わたしは、この「未来デザイン考程」を
今の仕事を始める直前のタイミングで学びました。

最初の頃はその価値がなかなか分からずにいたのですが、
時間が経てば経つほどその重要性を認識するようになっていき、いまでは、寺子屋塾で提供している学習ツール「らくだメソッド」「インタビューゲーム」「経営ゲーム」に並ぶ重要度の高いプログラムとなっています。

facebookアカウントをお持ちの方は、ことばこ教師塾のイベントページよりエントリーして下さい。

お持ちでない方は、こちらのページから、電話、E-メールなどにてことばこに直接ご連絡を。


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ムダに仕事に忙殺されないために

最近twitterでフォローした森哲平さんが、仕事について書かれていた一連の文章をとても興味深くよみました。

上流から無駄な仕事を流させない方法、時間を個人だけではなく組織という視点からリソースとしてとらえ、「仕事ができる」というコトバの意味を相対的にとらえている点など、共感できる部分が多かったので、覚え書きとしてこちらにも。

すこし長いですが、仕事について悩みがある人、ワーカーホーリックの人、日々残業の連続で仕事に忙殺されている人は、これを読んでみることで、そうした状況から脱出するためのヒントがみつかるかもしれません。精神を病んでから、過労死してからでは遅いので、その前に手を打つことですよ。

※ ※ ※ ※ ※

ちょっと仕事が一瞬忙しくなって思ったけど、ある閾値をこえると、話すこと、考えること、全部仕事のことばかりになる。そしてそれが「気持ちよく」なってしまう。疲れてるのにパンチドランカー状態だから、レロレロと余計な仕事を探してしまうし、忙しくて当たり前と感じてしまう。

忙しくて当たり前だから、「そもそも、この仕事必要?」「効果あんの?」という発想ができない。ただもくもくと寿命、時間、お金、そしてポン酢づくりや娘との対話、大切なTwitterの時間(!)などを削って、どーでもええ仕事してる。そこにきちんと怒りを覚えなくちゃだめだなと。

怒りを覚えるっていうのは、人を非難するとかじゃなくて、「これはなんとかしなくちゃいけない」「なんとかなってないのがおかしい」と強い意志で取り組む、ってことなんですけど、結構頑張ってみると、意外と周囲も同じように感じていて支持してくれたりするのではないか。

上流に行き、そこで無駄な仕事を断ち切れたら、残業は圧倒的に減ると思う。その浮いた時間で、好きな人は仕事をすればいいし、そうでない人は本を読んだり、マラソンしたり、Twitterしたり、セックスすればいいと思う。

人は人を呼ぶし、道具は道具を連れてくるし、仕事は仕事を増やす。だから、付き合う人を選び、そこそこの道具で満足し、「仕事を増やす仕事」からカットしていけば、自分の時間がたっぷりできる。

毎日3〜6割で仕事をこなしてて、他の人が休んだからその日だけ8割くらいの力で頑張るか…だと負担も少ないと思うんだけど、いまは「10割以上頑張らないやつはいらない!」が多いし、MAX頑張ってる人だらけで1人が休んだら休んだ人のヘイトは溜まるよね…ってなる。

みんなバカじゃないから、自分の仕事の効率化は、ある程度真面目な人なら、みんなそこそこやってると思う。でも、上流から無駄な仕事が流れてきたら、もう、どうしようもない。

「自分のところまで来た仕事をいかに効率的に処理するか」だけでは、残業はなくならない。なぜなら、上からどんどん「無駄な仕事」が流れてくるからだ。下手をすると、仕事を効率化すればするほど、時間が空くので、上から大量に無駄な仕事を流されかねない。

「上流から無駄な仕事を流させない」ために、みんなどうしてるんですかね。「社長がバカだから仕方ない」「上司が無能で……」。その気持ちバカわかるけど、んなこと言っても問題解決にならないからね。どうすれば下から上の無駄を殺せるか。よく考える。

上流から無駄な仕事を流させない方法。コツの1つは「自分の大変さではなく、その仕事が無駄であることを説く」。上司から無駄な仕事を押し付けられて、それをカットできない人を見ていると、「いっぱいいっぱいです」みたいな言い方してる人、結構いる。これでは説得できない。

「お前がラクしたいから、ってだけだろ」と思われるだけだから。まあ、当たり前だけど、相手の目線にたって、説明、提案しないと難しいよね。

あと「上流から無駄な仕事を大量に流されてる人」を観察してるとわかるけど、もう既に完全に中毒化しちゃってるんだよね。意識では「仕事きつい」と思ってるんだけど、反面で、仕事がふってくること前提の体制をとらざるをえず、むしろ「この状態がなぜ仕方ないか」を腑に落とす方の努力をしている。

上流から無駄な仕事を流させない方法。逆説的だが、「逆に仕事を提案する」。「(そっちの無駄な仕事を辞めて、かわりに)こんなことをやりませんか?」。自分から仕事をさせてくれ。一見自分の首を絞めてるように見えるけど、実はこれは結構ラクになることが多い。

まず、仮に同じ忙しさでも、無駄な仕事をするより、無駄でない仕事をする方が自分の気持ちが相当ラクである。それに無駄な仕事ではないから、会社や組織にとってもプラス。さらに「無駄な仕事」は「無駄な仕事」を産むだけでなく、「無駄な仕事を産む無駄な仕事」も産むのだが、これを止められる。

義理の付き合いやストレスフルな付き合いを減らすためには、本当に大事な交流の予定を先にガンガン入れてしまうとよい。これと同じで、無駄な仕事を上から振られる前に、無駄ではない仕事を提案し、それで時間を抑えてしまう、という発想である。

義理の付き合いに振り回されてる人を見ると、口では「うんざりなんです」と言いつつも、どこかその状況を気持ちよく受け入れているところありますよね。人間、義理でも人から必要とされると嬉しいし、何より自分で考えなくていいじゃないですか。「押し付けられたもの」だけ受け入れてれば。

同じように、無駄な仕事、これは「義理の仕事」と言い換えてもよいかもしれないけど、これらに忙殺されてる人は、忙殺されて辛い思いをしながらも、どこかでその状態、安定に「心地よさ」を覚えてますよね。

正確に言うと 嵬蟻未併纏を大量に押し付けられる現状を心から辛いと感じている」とともに、◆屬箸呂い変化を恐れている」という感じでしょうか。なので、「上司が無能だから」と言うと。「変われないんだ」と自己に説得しつつ、その原因を自分にはコントロールできないところに置くわけです。

上流から無駄な仕事を流させない方法、その3。これ以上の仕事量はこなせないことを、リソースという側面から、きっちり説明する。上流は、自分が直接手を下さない仕事については、その必要リソースを過少に見積もる傾向が強い。また、そもそもリソースなど考えてないことが非常に多い。

なので、これを止めます。これ以上仕事はできない、仕事をするならこれだけの残業時間が発生する。それでも手に負えない、そこまでするリターンがないとキッパリ、何度も、冷静に言う。「ない袖は振れない」のです。

日本の組織って、考えてみればすごく不思議だよね。金銭リソースについては「ない袖は振れない」と言えば理解するのに、人的リソースや時間的リソースについては「ない袖は振れない」ことを理解していない。「とにかく仕事終わらせろ」とか「とにかくやるんだ!」とか平気で言う。

大量に仕事押し付けられてる人って、優しいんだよね。それに人間って、なんだかんだで求められると嬉しいのよ。忙しくて辛くて死にたくなってるのに、「嬉しい」の。その「嬉しい」につけこまれちゃってる。でも、それやってると最後は死、なんですよ。いや、ほんとに。過労で人、死ぬから!

それにね、これはなかなか同意してもらえないかもしれないけど、大量に残業して忙しくなるのって、その人のエゴなんですよ。「求められてる」って快感をどこかで満たしてるエゴでしかない。会社や組織として考えたら、生産性が低いことには何のメリットもないわけだから。

「私が忙しくて、これ以上の仕事は本当に辛いのに、無駄だと知りつつ、リソースがないと理解しつつも、仕事を受け入れてしまうのは私のエゴだ」っていう。逆説的だけど「私のエゴだからこそ、ちゃんと伝えなくちゃ。もうこれ以上、時間割けない。やりたくない。効果がないって」という話。

「私のリソース」は私のものなのではなく、「会社や組織のリソース」なんですよ。だからこそ無駄遣いをさせてはならないわけ。ダメな会社や組織は、「会社や組織のリソース」を「【お前の】リソース」だと思ってる。だから平気で【使い込み】をやらかすわけです。

それなのに、これを「会社から私のリソースをいかにして奪還するか」と問いを立ててしまう。この問いが間違った問いなんですよね。正しくは「私という会社のリソースを、私物化する上司からいかにして奪還するか」なんです。

人って結構「解けないパズル」好きだからな。問題を解決できないように変形して、「解決できないんだ」と説明すれば、【解決しなくていい】、つまり【これ以上何もしなくていい】ですからね。

会社や組織から自分の時間を取り戻そうとするとき。自分の時間=リソースをまずは会社、組織のリソースとみなして話さないとダメ。自分の時間は自分の時間であって、会社のものではない!としちゃうと、会社からすれば「オレたちのものではないのだから、むしろ使い倒した方が得」となってしまう。

「残業をいかにして減らすか」「仕事や負担をいかにして減らすか」を会社や組織と自分とのゼロサムゲームとして設定すると、会社と自分との間に敵対関係しか生まれないし、敵対すれば通常は雇用主の方が強いのはそりゃそうなんですよ。

以前某社で働いていたとき。Mさんって人がいて、その人がもうとにかく仕事ができて。全範囲カバーできる上に、効率化しまくってるからスピードも速いんですけど、そうしたらみんな自分ではできないフリして、Mさんに仕事頼みまくるようになったんですよね。

これ、Mさんかわいそう、って話にも見えるけど、組織全体で見たら、Mさん1人のレベルだけ上がってるのはいかがなものか、って話ですよね。Mさんが辞めたらどうなるんだ?っていう、むしろ経営上のリスクになってる。

それにどんな仕事でもMさんに投げれば間違いなくやってくれる、そう期待できてしまうので、リソースについて考えなくなるんですよね。「こんなに大変なのにこれくらいしかリターンがない」「でもMさんにやってもらうか」で終了。

スキルも高く、守備範囲も広く、フットワークいい上に、仕事がとことん好きな人。こう書くと一見素晴らしい人のように見えるけど、実はその人への依存度を高めていたり、コスト意識を希薄にさせていたりして、他の人の労働条件を悪化させてたりするわけです。

「ゆとり世代」ではなくて、本当は「ゆとりない世代」だと思う。ガリガリガリガリ働いたり、まるで交通費など無尽蔵のように出張こなしたり、それで世の中がよくなると期待できるオッサンたちの方がはっきり言って「ゆとり世代」である。

「上司から食事に誘われら問答無用でついていく」なんて行動が合理的になるためには、会社が人生のほとんどすべてを包括してくれるくらい甲斐性がないと無理でしょう。個人や世代の問題というより、今の「会社」とやらにはそれくらいの甲斐性しかない、ってことじゃないかな。

別に上司から食事誘われたらついてきますよ。おもしろそうだったり、話が楽しそうなら。話楽しくないし、ただの義理の付き合いなのに、食事するとか、お前ほんまにどんだけ暇やねん、なんでそんなにゆとりあんねん、お前の方がゆとり世代じゃ、くらい言いたくなるでしょうよ。

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自分の存在を消すこと

昨日ことばこで行われた教師塾第11回の終了後のことです。

参加された方の一人から「井上さんがファシリテーターとして場に関わるときに心がけているコトって何かありますか?」と問われました。

基本的な関わり方については、講座のなかでほぼ話し終えたつもりでいたので、質問された方がわたしからどういう答を引き出したかったのかが今ひとつ把握できず、問われたときには要領を得ない答しか返せなかったのです(ごめんなさい<(_ _)>)。

そもそも臨機応変な対応は苦手というか、本質はスローペースというか、ケーコートーなわたしなので、質問を戴いたときなど、問われてすぐのタイミングよりも、ちょっと時間が経ってからひらめく、ということは少なくないんですが・・  (‥ゞ

昨日もそうで、しばらく経ってから、ちょっと前にfacebookのタイムラインに書いた話をおもい出して、「これを話せばよかったかな・・・」と浮かんだことばがひとつありました。

もちろん、そのように心がけているからといって、いつもそのとおりにできるとは限らないし、うまく行くときばかりではないんですが、わたしが講座のときに心がけていることを1つ挙げるとするなら、

「自分の存在を消すこと」
です。

この言葉がおもい浮かんだそもそものきっかけは、いつも愛読している小出遥子さんのブログ爐呂襪にあらずということ瓩こちらの記事を読んだことだったんですが。



ところで、ファシリテーターという言葉から「進行役」「司会者」「リーダー」「まとめ役」を連想される方があるようです。

会議の進行がスムーズに行くような働きかけという話が、リーダーシップの組織をまとめる機能とがいつのまにか混同され、「ファシリテーター=進行役」「ファシリテーション=会議を仕切る技術」という捉え方が生まれたのかもしれません。

新しい言葉は、ひとり歩きをしてしまう傾向にあるので、まあやむを得ないんですが。

わたしは、ファシリテーターの本来の役割は「影の支援者」であって、あくまで「裏方」というか「黒子」「触媒」的存在ととらえているので、「進行役」「司会者」「リーダー」「まとめ役」という言葉とは対極というか正反対のイメージと言った方がいいでしょうね。

時と場合に応じてなので、必要なときにはファシリテーターがまとめ役やしきり役を果たすこともあっていいし、それもファシリテーションの一部分であることには違いないんですが、仕切る人のことは、爛轡リテーター瓩噺討鵑妊侫.轡螢董璽拭爾箸篭菠未靴討い泙后笑

よって、「わたくしがファシリテーターでございます」と前面にしゃしゃり出る姿勢ではなく、なるべく自分を出さないように、なるべく何もしなくてもよいように、仮に自分という存在そのものが消えてしまっても、その場が何の問題もなく動いていけるようにしていく仕掛けづくり関わり方が大事なのではないかと。

場に対しファシリテーターが積極的に介入しなければならない展開になったときには、わたしの場合は、ですが、「今日は最低のファシリテーションだったなぁ・・」とおもうことにしています。

もちろん、この考え方はあくまでわたしの一見解にすぎず、「これこそが正しいファシリテーションです!」と主張したいわけではありません。

ファシリテーションという言葉は、「易しくする」という意味で、その語源に立ち返れば、困難な課題を易しくするための考え方や手法について、その正解はひとつでなく無数あるとも言え、場に応じて臨機応変に選択する必要があるからです。

でも、ファシリテーションをたき火になぞらえられた本間直人さんのこちらの記事や、どこかの学生(投稿当時)が書いたこちらの記事などを読むと、ファシリテーションという言葉にわたしと近いイメージをお持ちの方は確かににいらっしゃるようで。

・・・ということで、そうです。

ファシリテーションについて、究極の目指すところを敢えて表現すれば、前に紹介した小出さんがblogにも登場する

「わたしはいない」という状態。

しかし、いてもまったく問題なし・・・というか、「いない」けど「いる」、「いる」けど「いない」・・・そんな状態が理想といえるかもしれません。

ますますわけが分からなくなりましたね〜(^^;)


♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


昨日のことばこ教師塾第11回に参加された方の感想文を一部ご紹介します。



●今回、自分自身のテーマとして、ファシリテーターの在り方を念頭に置いて会に参加した。自分自身が人の前に立つときに、どう見せるか、何を感じてもらうか。一人の人間が発するメディア力に興味がありました。井上さんがどのような立ち位置で、どのような表情で、どのように場に発信していくのかを観ることで、自分のファシリの参考になればいいなと思いました。そこで感じたのが緩やかなファシリテーションをされるなということです。落ち着いた声のトーンで、全体に語りかける様な印象を受けました。


●爛侫.轡螢董璽轡腑鶚瓩砲弔い討曚榁里蕕覆ぞ態で参加しました。参加したら分かるのか、と思っていたけど、今もよく分からず…状態。何がわかって、何が分からないのか、整理がついていません。けど、コミュニケーションは、聴く力主体であることは学んだので、これからは、自分が人と話すときに、自分が何を話したいかを考えるのではなく、相手の何を聞こうか、相手の話を聴くことを意識していきたいと思います。


●「わかっている」が一番わかっていない。そのことを痛感させられた時間でした。でも、頭でそれを考えているうちはダメで、身体で体験することを、これからは意識して生活していきます。


●今まで会話をするということは、話す人中心のものだと思っていた。しかし、話したいことと聞きたいことが共通のものでないと楽しくない。話を続けるには、質問をする。タダの質問ではなく、答える人が答えたい!分かりやすい!という質問をすることが一番大切なのだとおもった。ファシリテーションはとても深くて、難しくて、理解できてなかったところもあったが、もっと学びたいと思った。自分はまだ質問力がないので、今日学んだことを活かして、話し手をより引き出せる聴き手になりたいです。


●今回も問いの大切さを思い知らされた。きくには、聞、聴、訊と3つの漢字を用いることが多いと思う。今までは、聴くことにフォーカスして、相手を受け入れることを大切にしてきた。しかし教師塾に来る度に、訊くことの大切さと自分自身の質問力のなさを感じる。その質問のベースにあるのが、自分の中にある言葉にあてはめようとして上手く行かないことがあるなと自覚した。上手く話せなくても、まず思った事を訊いていると上手くなるんだろうと思う。
 また、最近聴くが「聴(ゆるす)」と読むことがあると知った。話す人が何を話してもいいよ、という感じで聴くことは、相手を許すことで、自分の欲とかコントロールしたい気持ちを許せている状態なんだと思った。今日もたくさんの学びを得ました。


●できない状態でいること、できない状態でい続けることが成長につながるんだという井上さんの言葉に勇気づけられました。有難うございました。


●わたしは問いがとても苦手です。それが今回でも感じられ、質問力を上げるにはどうしたらいいかを最後の質問タイムで知れました。ずっと悩んでました。「わたしは観察力がないのね!!」と改めて知ることが出来て、明日から観察力を大切にしたいです。尾関さんが最後に話された読書をする方法も活用したいです。なんだかスッキリしました。ありがとうございました♡


●コミュニケーションの方法の間違いに気づきました。受け取りたくない人に、受け取って欲しいと強く思うことの無意味さ。子育てに活かしていきたいと感じました。時間の大切さ、問い(発問)の大切さを今後は考えていきたいと思いますし、さらに深めていきたいと思います。
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ことばこ教師塾 参加された方の感想ご紹介

このblogで時折講座やイベントのご案内をすることがありますが、今日は参加された方の反響をご紹介させてください。

今年は春から覚王山にある私塾ことばこにて、ほぼ月1ペースで「ことばこ教師塾」という枠組みの企画をお手伝いさせてもらっています。

わたしの担当する第1回めは、4/26(日)の午後1:00〜6:00に「教える教育から教えない教育へ」と題して行ったのですが、らくだメソッドのことを中心テーマにおいた講座は、わたし自身にとってもほぼ3年ぶりのことでした。

5時間ゆったりと時間を頂けたものの、教えない教育のエッセンスとは、わたし自身が30年という年月をかけて身体でつかんできたことなので、教室以外の場所で、いまやっていることを一方的に説明したところで、ほとんど何も伝わらないということは過去の経験上わかっていますし、来場される皆さんに、果たしてどこまでお伝えできるか、まったく見当もつきませんでした。

そこで、わたしがどういうプロセスを経ていまの実践に至ったか、高校時代の病気の話や進学塾時代の経験など、背景の部分について丁寧に語りながら、「教えない教育 とは何か?」というテーマをマンダラワークやインタビューゲームなどのワークを挟みながら体験的に学んで頂く形で進行することにました。

そもそも、20分+20分で相互にインタビューしてB6カード1枚に他己紹介文としてまとめるというスタイルのインタビューゲームは、らくだメソッドの指導者養成のために開発されたプログラムなんですが、「教えない教育」を伝えるときも、「 教えない授業」のスタイルが有効なのです。

それにしても、大学を出ていなくて、教育について専門的に勉強してきた人間ではないわたしが、話すことが苦手なわたしが、現職の先生方や先生を目指している学生さんを相手に犇軌薛瓩砲弔い導悗崗譴里手伝いをしたり、臨機応変な対応が苦手だったわたしが、ワークショップのファシリテーターを務めたりするようになるなどとは、夢にもおもっていませんでした。本当に人生とはわからないものです。

当日は21名の方が参加され、講座の終了後書いて下さったふりかえりコメントを読ませて頂いたんですが、一番大事なコアの部分については、多くの方がちゃんと受け取ってくださった手応えを感じることができました。

皆さんが体験で学ばれたことをこのような文章や写真でだけではお伝えできない・・・もし、代用できるなら、体験された意味が無くなってしまいます・・・のですが、雰囲気だけでも感じて頂ければとおもい、その一部を以下にご紹介します。

         ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

●わたしは学生時代、数学が大嫌いで少しトラウマになってる部分もあったので、そのときにらくだメソッドを知ってたなら、と思いました。算数が生き方メソッドのようになっていることにも驚きました。このことを伝えてくれる環境にいる子どもは幸せだと思います。もっと広まればいいのに・・・。
私も現場で教える教育から教えない教育へとシフトチェンジしていきたいと思います。インタビューゲームも楽しかったです。自分自身の新たな発見が出来ました。教育は奥が深い・・・でも、もっと学んでいけたらと思います。

●らくだメソッドの深さにびっくり仰天です。本当に本当によくよく考えて作られているなと!人が学んで成長していく過程を大切にされてる。こうやって関われば、誰でも必ずできるようになるんですよね!そのポイントは、「できない」からスタートすること。問題が起こったということは宝である♪ それが自分にどれだけ落とし込めているかどうかが、子どもと関わるときに表面化してしまう。だから自分のこの覚悟というか、自覚というか、が問われると思いました。
井上さんが病気をされたことや、食に向かい合ったことで、イノチの本質みたいなことと真剣に向かい合われたんだと思います。だからこそ伝えられるものがあるんだなと感じました。課題が表面化する関わり方のポイントは、他人と自分は別物ではない、ということが今日の気づきでした。らくだメソッドすごいな〜♡

●インタビューゲームといい、らくだメソッドといい、今日は最高の1日でした。特にインタビューゲームでは、「こうしなさい」という前提がなく質問を始められたので自分なりにできました。質問をしていく中で、「もっとこうして聞こう」だったり、「こっちの角度から聞いてみよう!」と自分で課題を発見することができました。「何を聞いてもいい」=常識に囚われない・・これは自分にとってメチャ響きました。
あとは、お話を聞いて、「できない→できる」これは大事だなと改めて学びました。できなくてカンニングしたり、答を写したりするのは、できるようになりたい意欲からであるから。目の前のことに対して、どのように捉えるかが大切なんだなと、捉え方の問題なんだなーと思いました。たとえば、先生に「再提出!」と言われて「もういいや!」と思ってしまうのでなく、訂正する部分があることを、「これでもう一回り大きくなることができる」と。私は「できない」からのスタートをこれから意識して生きていきます。

●私の中で一番インパクトが大きかったのは、できるスタートとできないスタートの違いの話です。わたしはいつも自分はこれができると思ってものごとに取り組んでいて、やっていくうちに全然できないとか思ってしまっていたので、考えがネガティブな方に進んでいっていました。確かに初めてなんだから、できると思ってスタートするよりも、できないと思ってスタートをした方が、どんどんできるようになって楽しいし、成長が自分でも具体的に見えるからやる気も上がるなと思いました。
理解度が同じ50%でも、100%→50%という引き算の考えか、0%→50%という足し算の考えかでモチベーションも変わっていると感じました。私が塾を始めたらやりたいと思っていた学習方法だったので、ぜひマネさせてもらいたいと思います。

●できないことに対してショックを受ける時、この爛轡腑奪畆体に爐任る自分でありたい!瓩箸いΕ櫂献謄ブな感情が込められているというお話を聞いた時に、「できないことは宝物だ」というお話を実感できました。また、問題がわかるために、爐任ない瓩あるとのことから、できないことを大切にしたいと思いました。また、とても個人的な話になりますが、私は今、将来のために、何をやらなければならないか、と考えていました。しかし、井上さんのお話、生き方から、今やっていることが人生の狒瓦騰瓩任呂覆い隼廚ぁ⊂し気持ちがラクになりました。

●本日最も衝撃的だったのが、「らくだメソッド」です。教えない教育の本質とは、「教えたいことを究極にまで洗練させた教授法」といった印象でした。自立を促すだけでなく、いろんなことに活用できるのではと思考をめぐらせています。たとえば、スポーツ分野・・・途中、参加された方から剣道の話が出ましたが、「できない→できる」を支援するのがスポーツ科学だと思うし、算数/数学をスポーツに応用するのは十分可能だと思ったので、これからがとても楽しみであり、自身も学びつつ実践していきたいと思いました。

ことばこ教師塾01

        ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

また、主催のことばこ代表・尾関さんからは、後日次のような過分なるコメントを頂戴しました。とにもかくにもこのような機会を与えて戴いたことを感謝します。<(_ _)>

●宿題をやっていないから休みたくなるとか、
カンニングしたくなるとか、
そもそも勉強を放棄したくなるのも、
本当はすべて「意欲」があるから。
 
「自分はできるようでありたいから。」
すべての命は 伸びようとしている。
 
必要なのは
大地と水と光
命に対する信頼
育て方に関する知恵
側で見守り続ける愛情
 
井上さんの教師塾
あまりに深すぎて
あまりに常識とかけ離れ過ぎて
あまりに世の教育者にとって
想定外の知恵であり過ぎて
簡単には伝えられないのが
残念でなりません。

わたしにとっても、
完璧に目から鱗でした。

せめてこの授業を受けることのできた私達が、
更に学びを深め、
今後の教育活動に活かしていきたいと思います。

らくだメソッドに興味のある方は是非
平井雷太さんの著作を
読んでみてください。

すべての教育者の方に
この思いが届きますように。
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ことばこ教師塾はこれからも月1ペースで継続する予定で、11,12月を除き基本、第4日曜日13:00〜17:00です。

10月からは4回シリーズで、こちらの記事で書いたようにファシリテーションをテーマに展開していきます。ご都合つく方はどうぞご参加下さい。(^^)/

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「できない自覚」が大切なのはなぜ?

できる→できない

入社後1年ほどの人から、「仕事上で失敗ばかりが続いて精神的に辛い」という話を聞きました。

聞きながら、そういえば、わたしにも新入社員の頃があったよなぁ・・とおもいだしていました。

25歳から進学塾に勤めるようになったので、教育の仕事に就いてからかれこれ30年以上になるんですが、その前の20代前半は5回も離転職を繰り返し、同じ仕事が2年以上続いたためしがなかったので・・・(^_^;)

20歳のころ、ピアノの調律や修理を学びながら、楽器店でアルバイトをしていたときがありました。でも、コミュ力に自信がなかったわたしには、お客さんから電話がかかってくるのが毎日恐怖で、ちゃんと対応できなかったらどうしよう・・と悩んでいたというおもいでもあります。

それにしても、何かができない辛さや苦しみって、いったいどこからやってくるんでしょう?

だって、新入社員なんですから、10年も20年も同じ仕事をしていて失敗続きでは困りますが、たかだか1年やそこらで、まともに仕事ができるようになるはずはありません。

前に書いたとおり、いまの寺子屋塾を始める前は、小中学生対象の進学塾に7年間勤めていたんですが、最初の1年は子どもたちから「あの先生の言っていること、ぜんぜん分からん!」としょっちゅう文句を言われ、塾長からいつも怒られていました。

でも、3年経ったくらいの頃には、子どもたちから文句が来ることがなくなりました。

それでもまだ半人前・・・「これから新しい教室を出すから、その教室長に」と塾長からも推され、やっと1人前になれたかな、と思えたのは5~6年経った頃ですね。

わたしの場合、「あの先生の言っていること、ぜんぜん分からん!」としょっちゅう文句を言われ、塾長からいつも怒られていたにもかかわらず、その仕事を辞めずに続けられたのは、わたしという人間が大学へ行って教育の勉強をしたわけではなく、先生になりたかったわけでもなく、まったくのゼロからのスタートだったお陰かもしれません。


失敗やうまくいかないことがツライのはなぜか?とかんがえたとき、その辛さの原因とおもえることはそれぞれにあり、けっして一様ではないとおもいます。

とくに、ここ20年ほどの間に日本の社会では雇用の流動化が急激に進んで、わたしが新入社員の頃と今とでは、就職事情や就労環境が大きく変わっていますし、おそらくは、昔よりも今の方がより厳しい環境となっていることは確かでしょう。

しかし、今日のほうが厳しい環境となっているからこそおもうのです。根底にある各々の人間の認識のあり方については、そんなにすぐに変わるものではないのではないか・・と。

いまの自分が「できる自分」だとおもっている、あるいは「できる自分」だとおもいたい、という願望が幅を利かせている、というのは、今も昔もそれほど変わらないのではないかと。



結局、ありたい自分と現実の自分とのギャップが苦しさを生んでいるわけですが、その苦しさって、どこかにもともとあったわけではなく、他でもない自分自身がつくっているんですよね。。

そうなのです。いまの現実をありのままに見ればいいのに、見ていない、見ようとしていない・・。そのころの自分もまさにそうだったよなぁ・・と。

「できる自分」が出発点で、そこからスタートすれば、ゴールとして待っているのは「できない自分」でしかなく、人はそれを挫折とか失敗とか言って辛く感じるわけです。

ところが、そもそもなにをもって「できる」とし、なにをもって「できない」としているのか・・・じつは、そのモノサシ自体アヤシイんですね。

もしかしたら、「できる」というのは、自分の勝手なおもいこみにすぎないのではないか? と自分に対して問いが浮かんで、ちょっと引いたところからみる余裕があればいいんですが。


じつは、寺子屋塾の「1日1枚のプリントをやり続ける学習」というのは、何かができるようになるために、やることを増やすのではなく、牋き算の教育瓩箸いΔ、倏召剖白部分をつくる学習なんです瓩箸いο辰鬚茲します。

日々仕事や生活に追われていると、どうしてもそのことに埋没してしまうので、そうならないように、自分を客体化するというか、ちょっと引いたところからみる訓練・・・つまり、「1日1枚のプリントを学習する」という行為を、1日24時間の生活のなかに位置づけ、それを続けていくわけですが、そうすることによって、その人の日々の生活のあり方や、仕事に対する姿勢といった諸々のものがそこに映し出され、鏡のような働きをしてくれるわけですね。


ちょっと話が脱線してしまいましたが、まだ仕事について1年そこそこで、うまくなんてやれるわけがないし、日々仕事をしていて失敗がない、なんてことはそもそもあり得ない・・・と、「できない自分」が現状として受け入れられ、そこが自分のスタート地点だとおもえていれば、そのことに辛さや苦しみを感じることも減ります。

わたしがこんな考え方を、20代半ばぐらいでできるようになったのは、前にも書いたように、大学へ行っていなかったことと、16歳のときに得た厄介な病気を、医師の力を借りず、日常生活の食事を見直すことで自分なりに克服しようとした体験が大きいからでしょう。

不自然な生活をしている現状が病気を生んでいるのであれば、それを見直して自然に沿った生活を日々こころがけていくことで、病気は自ずと回復に向かってゆく・・・。

そのことと同じで、現状をありのままにみて、「なんもできていない自分」なんだ、という爐任ない自覚瓩気┐△譴个いい錣韻任后

爐任ない自覚瓩慮かう先・・つまり、そのゴールとして待ってるのは「できる自分」であるし、気持ちは自ずと「できる」に向かうしかないわけで。



「できない」という言葉はどうしてもネガティブに響いてしまうので、爐任ない自覚瓩大切、という話はなかなか伝わりにくかったんですが、最近はこのフリップを見せながら話すようになって、格段につたわりやすくなったように感じています。いかがでしょうか?

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10/25から名古屋でファシリテーション講座はじまります

10/25ことばこ教師塾ファシリ1

わたしが「ファ
シリテーションを学ぶ」と銘打った研修の依頼
を初めていただいたのは、2005年3月、当時伏見のライフプラザにあったなごやNPOボランティアセンター(H24年3月に終了)の主催するイベントの中で企画された講座でした。

しかし学生時代、5教科の中では国語の成績が一番よくなかったばかりか、大学などでファシリテーションについて専門的に学んだ経験がないわたしに、なぜそのような依頼を戴いたのか、最初はよくわからなかったのです。

ただ、
戴いた依頼ごとはどんな内容でも原則断らないことをモットーにしてきたので、依頼主の希望内容やニーズを確認しながらプログラムを組み立て、実施していく中で気づいた内容をもとに修正し、少しずつヴァージョンアップさせてきました。

2005年はらくだメソッドをつかった教室を始めてから10年が過ぎていて、わたしが日々教室で指導する中で得てきた知見やスキル、ノウハウというのが、それなりに普遍性があるということがわたし自身にもだんだん分かってきた頃でもありました。

ファシリテーションという言葉からは、何となくふわっとした感じをイメージされる方が多いようですが、実はファシリテーターやファシリテーションを学ぶ場づくりを仕事とされている方には建築など理系、工学系の方が多く、算数数学の力やデザイン思考がファシリテーションの重要な土台になっているという話には、意外におもう方もいらっしゃるかもしれませんね。

また、ひとくちにファシリテーションといっても、学習テーマは
多岐にわたり奥行きも広いので、
教室で実践していることがそのままファシリテーションを学ぶ土台になり得るということが、わたし自身にとっても心底腑に落ちたのは、ごく最近のことなのです。

ところで、「ファシリテーションとは何か?」についての理屈はコトバで語ることができますが、それをアタマで理解したところで、日常の現場で実践できなければほとんど意味を成さないという類のものでもあります。よって、わたしが案内役を務めるファシリテーション講座は、講義ではなく、体験プログラムが大半を占めることになりました。

ファシリテーションの学習とは、人間にとっては永遠の課題とも言えるコミュニケーションというについての学習という要素が大きく、講座に一度参加すればそれで全てマスター出来るというものではなく、リピート参加される方も珍しくありません。

わたしが案内役をつとめる講座は、この10年で地元三重のみならず名古屋、犬山、知多、可児、美濃加茂、多治見、札幌など各地に広がってゆき、受講者はのべ1000人を数えるに至り、多い方は6〜7回受講されている方もいらっしゃいます。

・・・ということで、前置きが長くなりましたが、ことばこ教師塾の枠組みでファシリテーション講座が
今月10/25から4回シリーズではじまります。

今年はなごや環境大学の枠組みでのファシリテーション入門講座(2日間集中コース)は開催できませんでしたが、このシリーズでは、
2日間集中コースでは実施していないプログラムも含まれています。

初回にあたる10/25は狡阿こと
瓩縫好櫂奪箸鯏て、ファシリテーションを学ぶ上で欠かすことができないコアとなる部分について、実体験しながら学びます。
教師塾という枠組みの企画ですが、過去の参加者は学生の比率が高く、教育に関係されていない方の参加も大歓迎です。

現状の確認を基本姿勢とし、参加者からの問い瓩鮗瓦砲靴覆ら展開していきますので、入門的なところから応用まで幅広い範囲を扱いますが、「聞く」「話す」「書く」「読む」といった基本リテラシーの学習が中心で、初めての方でも安心してご参加いただけるプログラム内容です。

PDFファイルはこちら
からどうぞ!

また、facebookアカウントをお持ちの方は、こちらからイベントページにアクセスして「参加する」ボタンをどうぞ!



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ことばこ教師塾 第11回 井上淳之典の教えない教育シリーズ・第6弾
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ファシリテーションを学ぶ(その1)
「ファシリテーションの基本狡阿こと瓩魘砲瓩襦
       


┏━┓ ┃1┃ 日 程 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日時:10月25日(日)
時間:13:00〜17:00(会場12:30~)


┏━┓ ┃2┃ 内容 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・そもそもファシリテーションって何?
・アイスブレイクの意味と目的
・ファシリテーションを学ぶ3つのステップ
・インタビューとブレーンストーミングなど
・和談(質疑&意見交換)


┏━┓ ┃3┃今後の予定 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 11/22 ファシリテーションを学ぶ(その2)
     描くことで議論が見える 〜グラフィックの活用
 12/20 ファシリテーションを学ぶ(その3)
     考えるためのフレームワーク 〜未来デザイン技法
来年1/23 ファシリテーションを学ぶ(その4)
     意志決定と合意形成について 〜コンセンサスゲーム


┏━┓ ┃4┃講 師 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・ 井上 淳之典(いのうえ あきのすけ)
1959 年名古屋生まれ。1994年よりらくだメソッド、トータルゲームなどの対話型体験学習ツールを用いた爛札襯侫ザインスクール寺子屋塾瓩鮗膾法「すすん で学ぶ」「自分できめる」をモットーに、個別対応とバリアフリー、相互に創発しあう場づくりを実践中。また、教室経営の傍ら四日市、桑名、いなべ、名古屋 等にてさまざまな地域づくり事業に関わり、NPOや企業、大学等で研修講師、ファシリテーターを務める。四日市市在住。
詳しいプロフィールはこちらをどうぞ



┏━┓ ┃5┃参 加 費 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○先生(社会人)・・・3,000円
○大学生・・・2,000円 
○高校生・・・500円

[ 定員 ]  25名(最低実施人数10名)


┏━┓ ┃6┃場 所 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・ことばこ(名古屋市千種区末盛通1-23都築ビル5F  )
 地下鉄東山線 《覚王山駅》3番口左へ徒歩1分
 目印は1階が動物病院、2階が英会話教室


┏━┓ ┃7┃ことばこ とは? ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大切なことを自分の言葉で語れる人を育てる学びの場。
学習塾、大学生塾、ことばこハイスクール(中・高生主体
のプロジェクト)、ことばこカレッジ(大学生主体のプロジェクト)等々実施。
くわしくはこちらをご覧下さい。
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12/14 名駅教室にてトータルゲーム初級編(TG-E)

来月12/14(日)にトータルゲーム初級編・製造業版(TG-E)を使ったワークショップを「会社ゲーム道場」を寺子屋塾名古屋駅教室にて開催します。

さて、会社ゲーム道場ってなんでしょうか?

この会社ゲームは、正式名称を爛函璽織襯押璽爿瓩箸いぁ企業などの経営に関わる方のみならず、家庭の主婦や学校の先生、ボランティア団体やNPOのリーダーなどにも親しまれています。

バーチャルではあっても本格的な状況設定がなされているため、会社経営をシミュレートしていくことで、市場とは? 景気とは? 運とは? お金とは? 情報とは? 会計とは?というさまざまな疑問に、自分なりの答を出していくことができます。

そして、ゲームが鏡となって、思考と判断のパターンが見えて来たり、自分の癖やまわりとの関係性などを知るきっかけにもなったりします。

ゲーム終了後、それぞれがプレイする中で気づいたことを全員でシェアし、フィードバックすることで、体験した学びをさらに深めていきます。

これからのマネジメントのあり方について、難しい講義ではなくゲームを楽しみながら学ぶことができる、新しいスタイルの研修会です。

以下案内チラシと実施要綱です。
12/14チラシ表12/14チラシ裏

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 寺子屋塾・会社ゲーム道場

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日 時:2014年12月14日(日)10:00〜18:00
会 場:寺子屋塾 名古屋駅教室
      名古屋市西区名駅二丁目25-21 ベルウッド名駅1F
           螢咼紂璽櫂ぅ鵐肇灰潺絅縫院璽轡腑鵐 名古屋第一支社
交 通:市営地下鉄 名古屋駅“崕亳より徒歩6分
    ※地図はこちらの記事に出ています
内 容:10:00〜 オリエンテーション ルール説明
(予定)11:00〜 本番ゲーム(1期分) 決算説明
    12:00〜 休憩(昼食)
    13:00〜 本番ゲーム(5期分目標)
    16:00〜 気づきの棚卸しと構造化、共有
    18:00  終了
持ち物:筆記用具、使い慣れた電卓
進行役:井上 淳之典
定 員:20名 ※事前申込み必要。定員になり次第締切ります
主 催:寺子屋プロジェクト
参加費:5,000円(初回割引3,000円、学生:1,500円)

案内チラシPDFファイルはこちらのページよりダウンロードできます。

申込み&問合せ
E-mail:info@terakoyapro.net  or  携帯:080-3668-4919(井上)まで

11/12に三重県津市で開催した際に参加された皆さまの感想文を一部ご紹介します。このときは小学5年生の男の子も参加しました。決算では苦労していましたが、ゲーム自体はまったく問題なくプレイできていました。「経営経験がないとできないのでは?」と聞かれることがあるんですが、この初級編は、経営者はもちろん、経営者以外の方にも広く体験して戴きたくおもっています。

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アスト・マインド・ラボ(三重県庁職員有志による勉強会)

感想文(参加者:大人13名、子ども1名)
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*経営のバランスが大切(人・物・金)(製造・販売)どれくらいが適切か分かりませんでしたが、脱税すればぼろ儲けすることが分かりました。企業活動はすごいお金を生み出すのですね。


*少しコツがわかってきたような気がしたところだったので続けてほしかった。もっとバンバン売りたかった!!ものを流して売らないともうからない!!


*初めてトータルゲームを体験したが、とても楽しめた。最初はルールがややこしく感じてできるかなと不安だったが、やってみたらなんとかゲームを進めるこ とはできた。ただ、直感ですすめるだけで、経営しているという感覚はつかめなかったので、もっと期数を重ねたかったと思う。実際の経営も経験が大事なんだろうなと感じた。


*テンポよくゲームが進んでいくので、自分がどうしたいのかをよく考える前に行動をしてしまっていた。「ムダのない経営で社員に負担をかけない」が経営方針だったものの、実際にそれを実現するのは難しい+全体をみわたすことが大事だと感じました。自分の状況を忘れてチャンスをムダにしてしまった手順が1回あり、それって現実の世界におきかえると、組織内の状況をみずにあまりプラスにならないことをやっているのと同じなのではないか?と思いました。


*とても楽しくあっという間の時間でした。自分1人が利益を出そうとすると経済はまわらなくなり、コミュニケーションを取りながら協力しながら経営を考えなくてはならないということが学べました。また機会があれば、しっかりとやってみたいです。


*自分が小さい人間であることがよくわかりました(笑)。これからも身の丈程度に地道に生きていくことがよろしいのかと感じました。


*タイミングととっさの判断が大切かなと感じました。思い切りとかライバル企業との連携とか、様々な局面を考えました。機会があればじっくりやってみたいです。



また、11/15に名古屋で開催された第1回経営ゲーム塾に参加された中井恵美さんがblogに体験記を書いてくださいました。こちらをごらんください。
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11/15(土)名古屋で第1回経営ゲーム塾が開催されます

TG-Eボード盤

11/15(土) に名古屋で製造業版のトータルゲーム初級編(TG-E・通称「会社ゲーム」)を使ったワークショップの案内役をつとめます。

facebookアカウントをお持ちの方は、ログインしてこちらをクリックするとイベントページにアクセスできます。

以下、主催者が作成した案内文です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

   11.15.sat.10:00〜18:00@名古屋
       
       第1回経営ゲーム塾

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

経営?
何だか難しそうだし、よく分からないなぁー
倒産とかしたら怖いし。。。

安心してください☆

今回は何と、経営をボードゲームで楽しみながら学べます! ゲームとはいえ、かなり本格的ですよ♪

双申蠅離函璽織襯押璽初級編(TG-E)
 

皆さん一人ひとりに製造業の社長さんになってもらい、自分で社名や経営方針を決めて、会社を回してもらいます。

実際の小銭をゲーム内で使うので、上手く行くと嬉しさもひとしお。
ジャラジャラ小銭持ちになります( ´艸`)
万が一倒産したって大丈夫!ゲームの中のことです。
いざとなれば借入れシステムもあります。

経営をテーマにしていますが、いまの自分が出ます。
ゲームを終えたときには、自分の新たな一面にも出逢っているかも?

習うより慣れろ。

運営スタッフも経営の経験なんてありませんから、一緒に学ぶ仲間募集中!です。
みんなでゲームしながら楽しく学びましょー

<こんな人におすすめ!>
・いまのじぶんの働き方にもやもやしている
・将来、なんとなく起業したいと思っている
・現在、個人or法人で起業することを考え、事業を計画している
・脱競争、非バトルタイプのビジネスについて考察したい
・新しいつながりをつくりたい
・現在のじぶんをふりかえりたい

【日時】11月15日(土)10:00〜18:00
(昼食をはさみます)

【会場】名古屋市内(お申込み後、お知らせいたします)

【参加費】一般 3500円 学生 1500円

<参加費の割引システム>
・10月末までの参加お申込みで500円OFF!

【定員】24名
※ネットワークビジネス、宗教、政治色の強い活動をしている方、異性目当ての参加はご遠慮ください。

【主催者】堀岡寿至 亀沢文徳 加藤舞美

申込みこちらのフォームからどうぞ!

【問合せ】vivace_12_12@@yahoo.co.jp(加藤)まで
※迷惑メール防止措置のため@を一つ削除して送信ください
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